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2025/01/27 13:22 |
さよならだけど さよならじゃない。
 webラジオ『アイドルマスターRadio For You!』最後の公開録音イベント「Radio For 結(you-i)」が、昨日、2回公演とも無事終了しました。ラジましょの初代パーソナリティだったゆりしーが、「立つ鳥後をニゴさず、ということで、立つ鳥後をニゴさず、です」と、サプライズで後任パーソナリティの仁後真耶子さんを呼び込んだのが、2006年10月10日の曳船公開録音。あれから2年、今井さん、中村さん、仁後さんの3人が、Engage!として、you-iとして活動したユニットは、一旦ピリオドとなりました。

 昨日のイベントでは、ステージ上の3人も、集まったプロデューサーたちも、泣きながら笑っていました。端っこにいた取材ライターもそんな感じでした。まさかR4Uの公開録音が、アイマスの歴史でも一二を争うような感動のステージになるとは、誰が予想したでしょうか。

 しかし一夜開けて残っているのは、喪失感よりもむしろ、じんわりとした余韻です。Last Aice5の時にも感じたことですが、メンバー自身が愛し、多くのファンに愛され、惜しまれながらピリオドを打つ。そんな恵まれた幕引きを、きっちりできるユニットは本当に限られています。今週から、毎週ネットにつないでもyou-iがいないというのは、寂しいことではあります。ですが、『アイドルマスター』は今後も続いていきますし、3人の共演はこれからもあるでしょう。3人が得がたい親友同士であることも変わりません。R4Uの更新がない寂しさと同じくらい、中村さんと長谷川さんの新番組への期待がありますし、ね。ピリオドを打った先の風景が見られるからこそ、you-iというユニットに対して、前向きにありがとう、そしておつかれさま、と言えるのだと思います。

 アイマスのラジオ、ラジましょとアイマスレディオが始まったのは、2006年4月頃でした。ラジましょが仁後さんに引き継がれたのが、2006年10月。思えば、当時の僕は、ある意味非常に無知でした。アイマスレディオが始まるときの感想は、“今井さんとたかはしさんって接点なさそうだけど、真面目な今井さんとどんとこい2006なたかはしさんが噛み合うのかな”とか、とんでもなく的外れなことを考えていましたし。仁後さんの加入時は、“あの今井中村のゴールデンコンビの間で、おとなしい仁後さんが入ってちゃんと喋れるのかな”とか、今となっては笑い話ですが、本当に思っていたのですよ、ええ。

 最近の番組の様子を知る人からすれば、本当に笑われる話だと思うんですが。ですが、昨日舞台で、涙を流しながら笑っていた3人の姿は、番組を始めた頃の3人にとっても、知らない自分だったと思うのです。この2年間、番組やアイマス関連のイベントを追いかけるのは、常に小さな発見の繰り返しでした。特に顕著だったのが仁後さんで、彼女が実はわたあめばちであったり、誰よりもダンスで努力していたり、腕相撲が強かったり、華麗に脱線をぶったぎって番組を進行するトーク奉行だったり……なんて、誰も予想してなかったはずです。つーか昨日も思いましたが、ノースリーブだと仁後さんの肩とか腕って本当にかっこいいのですよ。強そうとかじゃなくて綺麗。

 そうした小さな発見の繰り返しの末に、昨日のイベントがあって。会場で泣いてた人たちは、you-iとの別れが悲しくて泣いてたんでしょうか。もちろん、そうした気持ち、寂寥感が無かったとはいいません。ですが、それ以上にステージ上のyou-iの3人の間にあった、そして、3人と客席の間にも確かにつながっていた絆の暖かさ、尊さ。彼女たちの表情や手紙の朗読から、中村さん、今井さん、仁後さんが、会場はもちろん、会場には来ていないすべてのファンを含めた“you-i”という場所をどれほど大切に思っているかが伝わってきたからこそ、目から水が出たんだと思うんです。会場に来れなかった多くの人は、ぜひ当日の模様を収録したDJCDSPを聞いてください。きっと、伝わると思います。僕も微力ながら、当日の感動の幾らかでも切り取って記事にしたいと思いますので、ちょっとばかりお待ち下さい。

 最後にもっかい、you-iの皆さん、2年間本当におつかれさまでした。でもって本当に、ありがとうございました。
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2008/09/29 22:38 | Comments(1) | TrackBack() | アイドルマスター
まだあげそめしアマガミの
カトゆーさんに“何か髪質にこだわりを感じるような。”というコメントを頂いて、ビビビと来たので突発更新。僕も髪の毛の質感にはこだわってるなあというか、梨穂子の毛先の微妙なはね方が、なんかちゃんとブローしてない感じというか、不器用っぽくてぽっちゃり幼馴染らしくかわいいなあ、とは思ってたのですが……髪、ですか。

甘噛みという単語の強烈さにまず飛びついていましたが、噛み、よりはずっとぎゃるげ的な単語ですよね、髪。

甘い髪。
亜麻(色の)髪。
雨髪。

……“アマガミ”。

また、あまには尼から転じて未婚女性を指す意味もあります。うーん、正直甘噛みという直接的な行為よりも、いろいろと妄想の翼が広がる余地のある単語かもしれません、髪。余談ですが、えろげ界のキミキスハードコアと名高きwinersの『KISS×200』シリーズでも、髪の毛に対しては、数は少ないもののやけにフェティッシュなこだわりがあったような気がします(※『KISS×200』シリーズは、キスが一番エロい粘膜接触であるという思想の元、作品の2割が北方領土、7割が無差別エロキス、残りがその他性行為という怪作ですので、素人にはお勧めしません)。

案外髪と甘噛み、どちらも核心をついたダブルミーニング、掛詞の類なのかもしれません。確かにアホ毛に代表される記号化された萌え頭とは、色合い、質感ともに一線を画すアマガミ。そちらの視点からもチェックが必要そうです。

2008/09/28 13:43 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記(ゲーム系)
アマガミの情報公開のタイミングを考える。
 『アマガミ』強化ウィーク続きます。今回は、発表のタイミングについて。

 『アマガミ』の第一報が掲載されたのは、9月26日売りのファミ通でした。そして作中の物語の終着点はクリスマスです。情報解禁日はファミ通の発売日の金曜日に合わせるのが当然なので、ほぼクリスマス3ヵ月前の告知ということになります。これは、まさかのクリスマスイブ発売もありえるんじゃないか、という気がしてきますね。ちょっと陰鬱な気持ちにひたりたくて、昨年のクリスマスイブは自分は何をしていたんだろう……と考えたら、ドラマCDのアフレコで能登さんとか取材してた気がします。一昨年は、下田麻美さんの舞台「また逢おうと竜馬は言った」を見た後、マリみてのアフレコで能登さんとか取材してたような。いかん、自分的にはわりと充実しています。3年前は……『レッスルキングダム』の発売記念イベントで新日本プロレスの中邑と棚橋を取材する予定を入れていたら、セーブデータがハードディスクに保存できない致命的なバグでゲーム自体が回収騒ぎになってお流れ、一人家で『マビノギ』のクリスマスイベントを楽しんでいました確か。よし、やはりオタクのクリスマスはこれぐらいジメジメしていないと。

 さて、そんなジメジメしたオタクたちのクリスマスに、夢と嫁とひとかけらの絶望を運んでくれるはずの『アマガミ』ですが、なんと既にamazonの予約が始まっています。手回しのいい……とも思いますが、実は通常のゲームの発売サイクルを考えると、これはいたって自然なタイミングです。amazonの反応が特別すばやいのではなく、『アマガミ』の情報解禁が遅かったのです。

 通常、家庭用ゲームの第一報が出るのは、発売の半年ぐらい前だと言われています。理由は色々あると思いますが、ゲームの情報伝達が雑誌媒体中心だった頃、月刊誌ペースで世界観を紹介して、システムを紹介して、キャラクターを紹介して、序盤の情報を出して……とやってると、大体半年ぐらいはかかってしまうこと。それから発売半年前ぐらい前には、まとまった形で情報や絵素材を出せるぐらいでなければ、期日どおりの発売は覚束ない……といった、様々な要因が絡み合った結果だと思います。最近でも日本一ソフトウェアやフロム・ソフトウェアのような中堅どころは、半年ぐらい前から、毎週のように新規素材を小出しにしてくる気がします。工画堂スタジオなんかは、半年前にプレリュードディスクを出してきたりしますし、やはり“半年”というのはパブリシティの上では結構キリがいい単位なんでしょう。

 逆に、発売日の決定や詳細情報の公開から、ソフトのリリースまでのスパンが短い企業といえば、任天堂です。以前にも書いたかもしれませんが、それは任天堂が雑誌媒体を中心とした、既存のゲーム宣伝のチャンネルを必要としていないからです。大手広告代理店を介して、TVCM、一般誌や山手線などへの幅広い広告出向で勝負をかける任天堂にとっては、発売直前の短期に集中して広告費を投入したほうが効率的なんですね。なもので旧来のゲームメディアで仕事をする人間にとっては、近々になっても絵素材が出てこなかったりして、わりと困ることもあります。

 で、『アマガミ』情報解禁のクリスマス3ヶ月前というタイミングについてですが、開発状況的な話で言えば、実はいつでもよかったんじゃないかなー、と思っています。『キミキス』からはシステム的にはかなり洗練されているようですが、実は『キミキス』は廉価版発売の段階でシステム周りにかなり手をいれ、既に相当改善しています。『アマガミ』はそれを土台にしての開発ですから、シナリオと音声収録さえ順調なら、既に開発状況が限りなく100%に近くてもおかしくないと思います。

 では宣伝の視点から考えるとどうでしょうか。前作『キミキス』は2006年5月発売ですが、2005年の9月ごろには、既に情報が出ていました。実に8ヶ月の溜めを作っていたんですね。それではなぜ今回は…と考えると、やはり、その『キミキス』の存在が大きいのだと思います。僕らは、『キミキス』チームの目指す方向性、システムの基本などを既に知っています。そして、宣伝開始時点での作品自体の知名度・浸透度も、当然『キミキス』の出発点とは全く違うわけです。つまり、ゲームを宣伝する上での最初の幾つかの工程、地ならしを『キミキス』が既に済ませているから、期間は短くてすむ…いえ、鮮度や熱の持続の意味では、短い方がいいのですね。

 落としどころが9月末なのは、2週間後の東京ゲームショーを睨んでと考えるのが自然でしょう。通常、“今冬発売”といえば年越しが定番ですが、クリスマスを目指す物語の発売が年明けでは、どうにも締まりません。フラグゲーの場合突発的なバグによる順延のリスクは一応織り込みたいところなので、12月中旬ぐらいには発売するんじゃないかなと思います。TGSにプレイアブル出品して、ファミ通で2ヶ月集中的にプッシュ、年末商戦ウハウハ。タイミング的にもよいと思うんですが、いかがでしょうか。

2008/09/28 08:05 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記(ゲーム系)

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