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2026/01/21 08:21 |
雪歩はいるよ。
 知り合いから「アイマスアニメ雪歩出ないの?」と聞かれました。動画などが流れているので、すでに安心している人も多いと思いますが、そんなことはありませんし、そんな訳もありません。僕もL4U製作発表会でアニメの冒頭だけ見ましたが、雪歩の台詞はありましたし、駄目人間音感準2級の自分が聞く限りは落合さん本人でした。もっとも、構成上千早・閣下・美希が中心になるストーリーではあるようですが。

 なんでこんな怪情報が飛び交ったのかといえば、ファミ通で「アイドルたちが勢揃い!」という表記があるにもかかわらず、落合さんだけが取材に参加していなかったのが原因のようです。日頃アフレコ現場を取材する機会がある身として書くと、このようなアフレコ取材に、キャスト全員が参加することはほぼありません。収録が終了すると、ベテランや新人はお疲れ様ー、で、メインキャストを中心に(+場合によってはスタッフ)コメントを取ることがほとんどです。また、その際、取材を仕切ってる事務所さんの所属声優さんの参加割合がほんのり増えることもあります。声優プロダクションの直営スタジオで取材の際は、メインキャスト3人+脇からそこ所属の声優さん2人、なんてケースもありますね。所属声優のアピールの面もありますが、それ以上にスケジュールのすりあわせが容易なのだと思います。

 今回の件に関しては、ごく単純に、「落合さんは舞台の稽古が忙しくてスケジュールがあわなかった」以上でも以下でもないと思います。前述の通り、出演シーンはあまり多くなさそうなので、L4U絡みの収録の際に、一緒に抜き録りで済ませていたのかもしれません。事務所によってもスケジュール管理の仕方やレスポンスの速さはまったく違うので、こういうこともあるよ……ということで。フリーのたかはしさんは融通が利きますし、カレイドスコープ所属とはいえ、アイマスの取材に今井さんがいない絵は浮かびませんしね。

 集合写真だけでなく、コメント取材も含めて9人参加は、かなり多いです。通常なら、メインとなる3人のみの取材になることの方が多いんじゃないかな? そんなわけで、事務所としても力を入れてる作品で、役者さんとしても思い入れのある作品なので、「たまたま10人中9人も集まった」だけで、そこまで深読みするような話ではないと思うよ……ということで。
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2008/01/26 16:26 | Comments(12) | TrackBack() | アイドルマスター
朗読劇『ファンレターズ』がいろいろな意味で面白い。
 アイマス界隈では“とかち”こと下田麻美さんの出演で話題の“声優と女優による二人芝居朗読劇『ファンレターズ』”。読んで字のごとく、人気声優さんと舞台女優によるリーディング舞台のようです。僕はとりあえず下田さんと温井さんの回を予約したのですが、いつの間にか、全6回のメンバーが発表されたようです。リストを見てみると……。

第一夜 1月30日(水) 下田麻美(アーツビジョン)
            温井摩耶(演劇集団キャラメルボックス)
第二夜 2月 5日(火) 佐久間紅美(ミディアルタエンターテイメントワークス)
            高瀬郁子(BQMAP)
第三夜 2月13日(水) 藤田咲(アーツビジョン)
            山川紗弥(オスカープロモーション)
第四夜 2月19日(火) 長沢美樹(アトミックモンキー)
            安藤聖(おはガール)
第五夜 3月 7日(金) 真田アサミ(TABプロダクション)
            広田さくら(ガイア)
第六夜 3月14日(金) 樹元オリエ(悟空)
            小島可奈子(オフィス・エアー)

 いやいやいや。「声優と女優」のうち、声優は問題なく決まったようですが、女優の人選にはかなり苦労したようですね。そういえば、発表当初は「未定」になってた人も多かった記憶があります。まず、第一夜の温井摩耶さんは文句なし! キャラメルボックスといえば、年間15万人動員とも言われる小劇場系最強劇団。温井さんは2007年春の「まつさをな」に主演した実力派です。実は2006年末に下田さんは劇団大富豪でキャラメルボックスの脚本(「また会おうと竜馬は言った」)に出演しているので、下田さんがキャラメルの現役役者とどういう芝居を見せてくれるのか、非常に興味深いです。第二夜の高瀬郁子さんが所属するBQMAPは、僕ら声優ファンにはクロミ様やナルト、ゴンでおなじみ、竹内順子さんが立ち上げメンバーとして参加している劇団としてが通りがいいでしょうか。高瀬さんの芝居は拝見したことがないんですが、BQMAPのレギュラーメンバーなら実力は折り紙つきかと思われます。

 ……ちょっと悩むのが第三夜から第六夜ですね。美少女クラブ31、おはガール、元女子プロレスラー、グラビアアイドルという顔ぶれ。特に第五夜の広田さくらさんは、デビュー戦でアジャコングの顔を張り飛ばした頃から知っていますが、彼女が「女優」にカテゴリーされるのは、「広田くん、ちょっとそこに座りなさい」という気分になります。どう考えても長沢美樹さん、樹元オリエさんの方が、舞台女優という肩書きにははるかにふさわしい気がするのですが…^^; もちろん、顔合わせの妙という意味で、長沢さんとおはガール、真田アサミさんと広田さくらといった組み合わせには、ちょっと心惹かれるものがあるのですが。

 朗読劇はなじみがない人も多いと思うんですが、出演者が少人数で、好きな役者の声の芝居をじっくりと堪能できるのは結構贅沢な時間です。第三夜以降は25日以降の発売のようなので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

 詳細はこちらをどうぞ。

2008/01/23 02:03 | Comments(0) | TrackBack() | 演劇・舞台
私家版・アニラジ史考察(4)(2005年~)
私家版・アニラジ史考察(1)(1980年代)
私家版・アニラジ史考察(2)(1990年代前中期)
私家版・アニラジ史考察(3)(1990年代末~)の続きです。

 ここからは現在をテーマに扱うことになるので、時系列表記をやめ、印象的なトピックを散文的に並べます。

●webラジオ全盛時代(2005年~)
 21世紀に入り、かつて地上波ラジオで放送していた番組が、webに舞台を移して放送を継続するケースが増えてきました。しかし、本当の意味でweb系のアニラジが定着したのは、「インターネットラジオステーション・音泉」「animate.tv」のツートップがポータルとして機能し始めた2005年~2006年頃でしょう。2004年4月に音泉サイトがオープン。キャラクターショーや東京ゲームショーなどでひっそりと設置されていた音泉ブースでしたが、当時の僕は完全スルーでした。が、当時から「川上とも子のうさぎのみみたぶ」「名塚佳織のかもさん學園」「かかずゆみの超輝け!大和魂!!」などの今も続く人気番組は配信されていました。そんな音泉にとって、最初のブレイクスルーは2004年6月に放送をスタートした「カレイドスター そらとレイラの すごい ○○」。地上波系の一人ラジオがメインだった音泉に舞い降りた救世主が、アニメ『カレイドスター』の大原さやかさん、広橋涼さんによるこのラジオでした。女性声優による掛け合いを軸に、企画コーナーへのリスナーメールから広げていく現在のwebラジオの基本フォーマットは、この番組で作られたといっても過言ではありません。もちろん番組構成は地上波でもよくあった形ですが、「フリートークが盛り上がればどんどん続けていい、盛り上がれば放送時間が延びたってかまわない」という、いい意味でのだらしなさが大きな武器と言えるでしょう。アニメの本放送が終わっているにもかかわらず2年以上も続いたことが、何よりもこの番組の人気のほどを示しています。

●声優の人間関係が、そのまま番組になる
 webラジオが反映し、番組数が激増した結果、リソースの分散が起こりました。人気声優の数やスケジュールには限りがあり、構成作家の数にも限りがあります。その結果、判を押したようなコーナー・構成の類似番組が増え、ひとつの番組に投入できる時間・予算にも限りがあるようになりました。そうなると、いわゆるAMラジオ的な番組作りは難しくなります。そこでwebラジオが向かったのが、「複数の声優を共演させ、その化学反応を期待する」という方向です。いわゆる「声優百合」的な視点が生まれたこともあり、アニラジは「かわいい女性声優がきゃっきゃうふふしてるのを観客として眺める」ニュアンスが強くなっているように感じます。台本ではない素のトークの面白さ、人間関係の広さなどが人気に換算されるようになり、より人気声優に求められる要素は増えたといえるでしょう。

 こうした、人間関係の化学反応の究極形、webラジオのひとつの到達点と言えるのが、2006年7月に放送を開始した「うたわれるものラジオ」と言えるでしょう。ハクオロ役・小山力也を主人公としたギャルゲーがリアルに展開され、擬似?恋愛の修羅場が全世界に配信されるという前代未聞の展開に、音泉のサーバーが落とされる空前のヒットとなったのでした。メインの2人の関係はもちろん、「二次元が初恋じゃ駄目ですか!」などの数々の名言を生み出した出演者たち、突然にわれわれの前に現れたヒゲ独身というボスキャラ、演劇論を語るみゆきち、UMAの発見……などなど、数え上げればキリがない奇跡のような番組でした。うたラジを見てもわかる通り、「個々のパーソナリティ」ではなく、「一緒に番組をやる複数の人間の相性・かみ合わせ」が番組の核になるというのが、現在のアニラジの主流だと思います。

●見直されるおっさん価値
 しかし、生天目仁美さんや伊藤静さん、能登麻美子さんなどを中心として繰り広げられる女性声優交友地図がアニラジ界で大きな存在感を持つ一方、改めて見直されているのが、番組やイベントを回せる男性パーソナリティの存在です。番組が激増し、さらに女性声優のサイクルが早くなると、なかなか安定した番組供給は難しくなります。そんな時代だからこそ、安定感のある男性パーソナリティに一定の需要があるのは、面白い状況ですね。やまけんさん、鷲崎健さん、はりけーんず前田さん、スパイシーさんなどのおっさんたちに加え、小野坂昌也さんも別格といってもいい人気をキープしています。


 と、こんな感じで、アニラジの歴史を振り返ってみました。webラジオに関しては、今後しばらくしたら、淘汰の時代が始まる気がします。我も我もと新規参入が続き、パイの取り合いが起こっています……が、後発参入企業はどこも、「ラジオって基本的に儲かるもんでもないなぁ」という当たり前の事実に気がついている頃だと思います。「DJCD」はアニラジ史上に残る発明だと思いますが、基本的に対価の回収手段に乏しいのがwebラジオ。今後も経営が安泰なのは、最強の物販力を持つアニメイトTVと、宣伝がCD売り上げに直結するランティスぐらいだと思います。音泉さんがどこで収益の帳尻を合わせるビジネスモデルなのか、ちょっと気になります。コスパの売り上げが番組効果ですごく伸びてるとも思えないんですが^^;

 地上波AMには、女性ファンを確保しようとする流れも感じられます。第一世代の人気番組もまだまだ元気です。文化放送は、懲りずに色々と新メディアに手を出しているようです。アニラジ界がどこへ向かっていくのかはわかりませんが、今後も面白い番組に出会えるといいな、と思います。

2008/01/21 16:13 | Comments(1) | TrackBack() | 雑記(アニメ系)

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