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2025/01/22 22:38 |
取材席から、プロデューサーの独り言。
 本日、渋谷HMVで今井麻美さんのCD発売記念イベントがありました。実はこのCD発売に合わせ、コロムビアミュージックさんから公式インタビューのお仕事を頂いていたこともあり、個人的にも思い入れたっぷりな(CD何回聞いたことか!)イベントでした。HMVはアコースティックライブ。僕の知る限りではアイマス初のアコースティック、歌い手は歌姫千早の中の人今井さん。これはもう外せないイベントです。

 実は今回のイベントツアーの企画会議のとき、僕も部屋の隅っこに座っていたんです。といってもインタビュー待ちだったんですけど。来てくれるファンみんなにできるだけ楽しんでもらいたいという、今井さんとスタッフの熱意が傍で聞いてても伝わってきました。そんな時、ツアーでファンならどんなイベントが嬉しいだろう、ということで意見を求められたんです。それで色々とファンサイドの意見を言ってたんですが、一番難しかったのが「アコースティックライブで聴きたい曲は?」というお題。「7 colors」や「ギフト」は間違いなく歌う。他のデュエット曲はたぶんソロでは歌わない。それなら過去のレディオ曲で……最初に浮かんだ今井さんのファンが聴きたいであろう楽曲は、「月下祭」でした。アコースティック月下祭、個人的に超聴きたいです。でもここで待て中里。「月下祭」ではなんちゃってバイザーの意味があまりないぞと。

 考えてみると「月下祭」は、今井さん作詞の代表曲中の代表曲。椎名豪さんと組んだ超名曲です。これは、今までにも聞く機会があったし、これからもあるかもしれない曲。それなら、今日この日、渋谷に集まったお客さんしか聞けない曲はなんだろうと考えてぽろっと出てきたのが、『MS03』収録のカバー曲「遠い音楽」でした。なので、第1希望は「遠い音楽」、第2希望は「月下祭」というのが僕のオーダーでした。「月下祭」を期待した人、僕も悩んだので許してください。(本当は一瞬「螺旋回廊」って単語もよぎりましたが(笑)。)

 そんなちょっとした雑談なので、当日歌ってくれたらいいな……とは思っていたのですが。まさか当日選曲過程の説明が今井さん本人からあるとは思いませんでした。短い時間の中、一生懸命説明してくださって、「皆さんと同じようにずっとアイマスのことを大事に追いかけてくれた取材の方」みたいな紹介を頂きました。

 僕は線の向こう側で直接作品作りに協力したり、携わることに向いた人間ではないので、取材という線を一本引いて、その手前側から、アイマス好きとして、全く同じ目線は無理でも、なるべくファンと近いところからアイマスについて伝えていきたいと考えてきました。僕が最初に出会った頃のアイマスはまだか細い光で、アケマスに出会い、赤羽を目撃した自分は、「この火を絶やしてはいけない、いつかこの人たち、このコンテンツはもっとたくさんの人に愛される可能性がある」と思ってきました。今からすると笑い話ですが、最初の頃は記者個人が思い入れを持って色々とプッシュするのも、ちょっとは影響を与えられると夢想できる空気だったんです。

 その後、アイマスは予想を超えるスピードで成長し、メディアの注目も大きなコンテンツへと変化しました。たぶん今僕が個人で持ちうる影響力というのは、ささいなものでしょう。世の中にはもっと文章がうまくて、もっとアイマスを愛してる人がたくさんいるでしょうから。だからこの前の「LONG TIME」公式インタビューは本当に大きなひとつの節目でした。

 でも、自分なりに数年間、人生の中でかなりの密度を占めるぐらいに追ってきたコンテンツなので、それなりの自負はあります。ファンに近いところから、なるべくファンに届くテキストを。そういう風に考えてきたのが、今井さんに幾らか伝わっていたのかな、そしてそれを大切なイベントの限られた時間の場で伝えてくれるだけの意味はあったのかな、と考えると、それは書き手として、アイマスが大好きな一プロデューサーとしてとても幸せなことだと感じました。

 HMVに参加したプロデューサー諸氏、「遠い音楽」で正解だったでしょうか? 自分なりに悩んで反射的にひねりだした正解なんすよ。でも「月下祭」も聴きたいよね。「声が聴こえる」も聴きたいし、LTの曲は全部聴きたいし、やっぱりLTのライブならたかはしさんもいなきゃ嘘っしょ。

 というわけで、まだ未購入のプロデューサーは、「LONG TIME」買ってください。大切に作られたCDはたくさんあるけど、歌い手の感謝と祈りがこれだけ込められてるCDはなかなかないと思います。そして、コロムビアさんや番組に「ライブ見たいっすよ植村さん」とおたよりとメールと念波を送りましょう。買う、聴かせる、感想を送る、要望を出す。動かないと何も始まらないことって、世の中多いです。僕もアイマスに関してたくさん動いたら、たくさんの物をもらいました。

 やっぱり僕はアイマスが大好きです。自分語り、失礼しました。
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2009/08/09 19:44 | Comments(7) | TrackBack() | アイドルマスター
今井麻美さん、たかはし智秋さんのインタビューに行ってきました。
本日、『THE IDOLM@STER RADIO』最後にして6枚目のCD「LONG TIME」が発売されました! お手元に届いて、「また、はじめよう。」に涙腺破壊されている方も多いのではないでしょうか?

実は今回、その発売を記念して、今井麻美さん、たかはし智秋さんのインタビューを行ってきました! 掲載先はなんと、コロムビアミュージック・アイマス公式サイトでございます。先ほど掲載されておりますのでご確認下さい。

『THE IDOLM@STER RADIO LONG TIME』発売記念 今井麻美&たかはし智秋ロングインタビュー

12曲の楽曲それぞれ、そしてブックレット写真についても細かく伺ってますので、ぜひ、「LONG TIME」を手元に置いて、見て聴きながら読んでもらえたらと思います。

当日は『THE IDOLM@STER RADIO』の収録も拝見したのですが、本番よりも編集前が面白く、編集前よりも打ち合わせが面白いという!? 神に愛された空間でした。2人と番組を作っているスタッフの空気感がそのまま番組に出ていて、なるほどこういうところから奇跡は生まれるのだなと納得した次第です。

CDに込めたお2人の想いを、感じる一助になれば幸いです。


2009/07/15 17:33 | Comments(1) | TrackBack() | アイドルマスター
モンスターは ちはや にみとれている!
 7月11日に発売された『アイドルマスターRPG』が累計出荷300万本を突破したそうですね。流石は大作タイトルです。やはり最初はオーソドックスが大事という事で、

ちはや たびげいにん
やよい ぶどうか
まこと そうりょ
ひびき まほうつかい

 というスタンダードすぎる編成でスタートしました。やよい強い強い。爪つきハイタッチでガンガンとかいしんの一撃を連発してくれます。響は体操服っぽいDLCセット+うさみみというコーディネートなのですが、ニーソに変なカラーラインが入ってるのが「スクエニ、お前は何もわかってない」という感じなのでジーパンにはきかえさせました。白T+ジーパンのお姉さんは子供の頃から好きなのでこれはこれでありですね。

 ……というわけで、土曜発売の『ドラクエ9』のお話でございます。ネット界隈では酷評するむきもあるようですが、個人的にはなかなかに楽しめています。この差はどこにあるのかな? と考えると、自分の中にある『ドラクエ』の世代的なものではないでしょうか。『ドラクエ7』や『ドラクエ8』こそがドラクエである、という人にとっては、今回のドラクエの“ドラクエらしくない”部分は鼻につくのかもしれません。個人的には『ドラクエ9』って、『ドラクエ3』への先祖返りだと思うのです。主人公はしゃべらないのだから、過剰な個性はいらない。仲間はルイーダの酒場で好きなように作れ。組み合わせや育て方はお好きにどうぞ。

 そういう突き放したゲーム性は、ドラクエ4以降のドラクエ、特に最近の流れには真っ向から逆行するものです。が、「小学校時代、仲間に好きな女の子の名前をつけたセーブデータを友達に貸してしまった」といった笑い話をリアルタイムに経験していた世代、「ドット絵と設定の薄さを想像力で補完する」遊び方を知っている世代には案外楽しめるんじゃないかな、と思います。グラフィックの過剰な進化が想像力の幅を狭めてしまったのが不満な向きには、DSのスペックだからこそのしょぼさは、むしろメリットなんじゃないかしらと。

 というわけで、このゲームは僕にとっては『アイドルマスターRPG』なのです。アイマスキャラのつもりでプレイしていると、ゲームの難度がぐっと上がります。今僕は「スライムヘッド」を錬金したところなのですが、ひびきがうさみみをスライムヘッドに変えると、防御力が3くらい上がります。防御が紙のまほうつかいにはこれがでかい。でも、今回は装備でグラフィックが変わるのです! ひびきを頭だけ着ぐるみにして町を練り歩かせるのか? いや、やよいに装備させて「こんばんすらすら~」とか言わせるのか? 外見と性能で本気で迷えるのは自分好みのキャラを作れるカスタマイズ性ならではですね。

 というわけで、『ドラクエ3』で「ホイミは女僧侶にかけてもらう」にこだわっていた気持ちわるい俺たち、TRPGとか好きな妄想力のある俺たちは、『ドラクエ9』結構おすすめですよ。攻略本とか攻略サイトとか一切シャットアウトして、世界をふらふらするのが楽しいと思います。

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 RPG風音楽といえばこんなインタビューとか行きました。

アニメ『アラド戦記』ED主題歌で個人名義デビューの長谷川明子さんにインタビュー!! 伊藤賢治さんやyuraさん、佐野信義さんらとの収録エピソードも!

 ジャケットの写真もよいのですよー。

2009/07/14 22:39 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記(ゲーム系)

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