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2024/11/22 00:04 |
奈々さまオタの目立たなさがカッコいい。
 今日はNHKホールの「MUSIC JAPAN」の歌収録に行ってきました。水樹奈々さんが「MUSIC JAPAN」の新ナレーションに決定、歌も披露するというのが個人的な本日のメイン。もうひとつの目玉は新MCに加わったPerfumeです。

 「MUSIC JAPAN」の歌収録には初めて行ったのですが、この番組はある意味、究極の対バンですね。通常、どんなミュージックフェス、歌番組でも、そのステージのカラーというものがあります。しかしこの番組は流石NHKだけあり、人選が多岐にわたっています。今日出演したのはコブクロ、しょこたん、℃-ute、BENI、Dew、ガルネク、渡り廊下走り隊、リンドバーグ、ステレオポニー、DOES、alan、nobodyknows+、玉木宏、つるの剛士、水樹奈々、Perfume、abingdon boys schoolといった面々。声オタとドルオタは実は微妙に人種が違いますし、女性ファンにしてもつるのさんに歓声を上げている人と、西川君で手扇子やってる女性、ガルネクで悲鳴のような歓声を上げてる女性は明確に違う層。参加者一覧を告知すると、本当に人によって全く客席のレスポンスの雰囲気が違うんです。ある意味、究極の他流試合、初期UFCのようなごった煮感のある会場です。

 そうした雑多な会場であるからこそ、会場が全く同じ温度で盛り上がったリンドバーグの普遍性には驚かされるものがありました。個人的にはリンドバーグのベーシストの川添智久さんは、つい先日ROBO太5周年ライブで「STAND UP TO THE VICTORY」を歌ってるのを見たばかりだったので、ちょっとニヤニヤしてしまいました。渋谷公会堂で終止符を打ったリンドバーグを、お隣のNHKホールで見るというのも乙なものですね。

 コブクロやnobodyknows+、西川君の定着度と安定感も流石の一言。玉木宏さんはなんかイケメンとして完成度が高すぎ、しかも嫌味がない、完璧すぎてむかつきますねw しょこたんも、もうこの面子の側に入れたほうがいい安定感ですね。TGSのSNKブースに出てた頃とかに比べると、遠くに行ってしまったようで、ちょっとどこかさびしくもあります(笑)。

 不勉強であまり詳しく存じ上げなかった人の中では、alanさんとステレオポニーが印象に残りました。alanさんはレッドクリフの主題歌を歌ってる方なんですが、世界を作って会場を引きずり込むタイプの歌姫というか。わかりやすくいうと千早的な(笑)。前情報なしだったにも関わらず、かなり聞き入ってしまいました。ステレオポニーは正当派ガールズロックバンドというか。おっさん的には相川七瀬の系譜みたいなものを感じました。……今調べてみたら、『ガンダム00』の2期OP歌ってたんですね。うわー、これを知らなかったのは恥ずかしい。そんな感じでバラエティに富んだ出演者でした。

 そして、個人的にちょっと注目していたのが、渡り廊下走り隊(from AKB48)と℃-ute(ハロープロジェクト系)のアイドル対決(?)。どちらも生でのパフォーマンスを見るのは初めてです。路線としては、普通の女の子ががんばってますよー、テイストの渡り廊下走り隊と、ハロプロ系アイドルの純血を感じさせる℃-uteという感じ。ハロプロ全盛期に憧れた少女たちから選抜されただけあって、℃-uteのアイドルという素材としてのポテンシャルは非常に高いですね。

 ただ……残念だったのが、一部の℃-uteオタの方々の並外れたライブマナーの悪さです。オタ芸やステージへのがっつきは、賛否両論ですが、その是非はここではおきます。ただ、ガルネクのライブステージに、大声でmix(いわゆる「タイガー、ファイヤー、サイバー、ファイバー、ダイバー、バイバー、ジャージャー!!」ってやつ)をかぶせてステージつぶしをしていたのには唖然としました。ガルネクは結局演奏しなおしたんですが、2回目はもっと調子に乗ってましたね。もちろん、他の出演者のときに度が過ぎていた人たちが全員℃-uteファンとは限らないと思います。が、僕の目、耳に入る範囲で、これはちょっとひどいんじゃないかな……と感じる人はほぼ℃-uteファンの方でした。かわいそうだったのはガルネク。乗りやすい曲調であったことと、会場全体を圧倒して巻き込むほど認知度と説得力のあるタイプでは現時点ではないことが不幸だった、というところでしょうか。

 僕はオタクの一人として、怒りと悲しみとがないまぜになったような気分になったのですが……そうした気分を一掃してくれたのが、水樹奈々さんのステージの、奈々ファンの皆さんでした。ライブ中、前述の通り他のアーティストの出番中に悪目立ちをしていた人が結構いたのですが、その多くは何故か2階席と3階席に多かったので、1階席はごく普通の客席だと思ってたんです。

 それが、水樹さんの「ETERNAL BLAZE」の出番が来ると、いきなり客席が1階含め、青とUOに染まっていくんですよ。え、お前らこんなに隠れてたの? ってぐらいの勢いで。確かに参加アーティストの読み上げでは、他を圧するほどの盛り上がりではありましたが。つまり、それが意外に感じるぐらい、彼らは普通に会場に溶け込んでたんですね。ごく普通の参加者としてライブに参加し、不必要に目立たず楽しんで、そのかわり水樹さんの出番では限界以上に盛り上げる。それって、こういう色々なアーティスト、色々なファンが集まる場では当たり前の気づかいだとは思うんですが、その当たり前が出来ているのがとても尊いことなのだと、改めて感じさせられました。

 「MUSIC JAPAN」の出演やナレーションの担当、そしてNHK自体がアキバ系に力を入れてきた潮流の中で、水樹さんの紅白出場すら視野に入ってきた感があります。そんな中、会場のファンはファンの代表として見られていて、自分たちの評価はアーティスト本人に返っていくわけです。そういうことを踏まえた上で、紳士として振舞うファンとしての矜持みたいなものを確かに感じました。やっぱり強固なファン層を持っている人のファンって、その人のファンであることに誇りを持ってると思うんですね。会場の前で、奈々様ファンらしき男性が、「ただ目立ちたいのと、盛り上げるのは違うんだよ」と静かに語っているのを聞きました。抱かれてもいいと思いました。今日は一部にオタの悪い面が見えてしまった分、奈々様ファンの皆さま、かっこよかったです。

 あ、肝心の水樹さんのパフォーマンスですが、いつも通りよかったです! 本日は赤の華やかなドレス。まぁNHKでおなかは出せないから正解ですよね(笑)。客席がちょっとヒートアップしすぎたのと、やっぱり一曲だけだったのでちょいと物足りなさはありましたが、会場の人にもすごさの一端は伝わったんじゃないかと思います。ただ、あれなんすね。やっぱり曲は「ETERNAL BLAZE」なんですね。一番有名な曲が質的にも最高で、水樹さんの魅力を最大限に伝える曲が「ETERNAL BLAZE」なのは間違いなく、僕自身、聞けてすごく嬉しかったのですが、たくさんの新曲を継続してリリースしている現在進行形の歌手の水樹さんでも、こうした露出だとどうしても「ETERNAL BLAZE」一択になりがちなのは、名曲を持ったが故の贅沢な悩みだなぁと、思ったりもしました。

 Perfumeはのっちかわいかったです。生で見れて嬉しかったしよかったんですけど、やはりPerfumeはCDというフォーマット上で完成されているプロダクトなのだなと、改めて感じました。
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2009/04/06 23:59 | Comments(19) | TrackBack() | 雑記(アニメ系)

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コメント

なるほど
で、騒がれていたのが℃-uteのファンだと言う明確な証拠はあるのでしょうかねぇ。。。
ご自分の目で判断と言うのなら、単なる誹謗中傷でしかないと思いますが?
posted by NONAME at 2009/04/08 16:19 [ コメントを修正する ]
下の方と被ったので、少し修正します。

ただ……残念だったのが、一部の℃-uteオタの方々の並外れたライブマナーの悪さです。オタ芸やステージへのがっつきは、賛否両論ですが、その是非はここではおきます。ただ、ガルネクのライブステージに、大声でmix(いわゆる「タイガー、ファイヤー、サイバー、ファイバー、ダイバー、バイバー、ジャージャー!!」ってやつ)をかぶせてステージつぶしをしていたのには唖然としました。ガルネクは結局演奏しなおしたんですが、2回目はもっと調子に乗ってましたね。もちろん、他の出演者のときに度が過ぎていた人たちが全員℃-uteファンとは限らないと思います。が、僕の目、耳に入る範囲で、これはちょっとひどいんじゃないかな……と感じる人はほぼ℃-uteファンの方でした。かわいそうだったのはガルネク。乗りやすい曲調であったことと、会場全体を圧倒して巻き込むほど認知度と説得力のあるタイプでは現時点ではないことが不幸だった、というところでしょうか。

この部分ですが、どこをどう判断したうえでこのように記述されたのでしょうか?
他に見に行かれた方のBlogを見る限り、ほとんどの方は水樹さんのファンの方がひどいと記述されているようですが…
posted by NONAME at 2009/04/08 16:39 [ コメントを修正する ]
↓水樹さんのファンについてこんなこと書かれてますよ

http://allrightfireaway.blog116.fc2.com/blog-entry-170.html

●水樹奈々
ファンが凄まじかった
というか凄くでかい声だしたりとかはいいよみんなやるし
…でもほら…あるじゃん、身体を振り乱すように凄く動く…アキバダンス…
あれは…迷惑だろ…常識的に考えて…
posted by NONAME at 2009/04/08 16:40 [ コメントを修正する ]
お互いを監視しあい、レッテルを張り合い、それをネタに巨大掲示板で叩きあい密告しあう・・・

いやあ、いい時代ですね。窒息しそうな良い空気だ。
posted by 通りすがり at 2009/04/08 18:48 [ コメントを修正する ]
ようするに、水樹奈々以外興味なかったからテンションの差が激しかったということですね、わかります。
posted by NONAME at 2009/04/08 20:50 [ コメントを修正する ]
誰のファンだからって問題でもないだろう
その場で注意して回れるような人数でも場所でもないだろうし、キチガイに絡まれても嫌だろうし
丁寧に自重しろよと言われて逆ギレしてる時点で、お前だったんじゃねーのって感じしかしない
posted by NONAME at 2009/04/09 08:52 [ コメントを修正する ]
非常に目立っていた数人の方が、司会の方の「誰を見に来たの?」の振りに「℃-ute!!」と非常に目立つレスポンスをしていたこと、Tシャツを着用されていたこと、それら目立つファンの方同士で盛んにコミュニケーションを取っていたこと、などが目についた、ということです。

なお、水樹さんのファン云々に関してですが、各ファンが応援するアーティストの出番中の行動に関しては、言及していません。
実際、僕も水樹さんの出番中は、短時間の出番の割に客席が沸騰しすぎていて、歌のパフォーマンスを見せる場としては、少し客席の意識が散逸してしまった感じも受けました。

「水樹さんのファンが激しかった」という感想は、おそらく水樹さんの出番の時のことでしょう。僕は、他のアーティストの出番中のファンにふるまいに限定して言及していますので、(他の方の水樹さん出番中の記述とは)特に矛盾はしないと思います。
posted by なかざと at 2009/04/09 19:16 [ コメントを修正する ]
お世話になります。
posted by まさ URL at 2010/10/12 07:24 [ コメントを修正する ]
お世話になります。
posted by あき URL at 2010/10/12 07:25 [ コメントを修正する ]
今すぐ出会いたい人へ
posted by ひで URL at 2010/10/12 07:26 [ コメントを修正する ]
だから安心だよ。
posted by まさお URL at 2010/10/12 07:26 [ コメントを修正する ]
楽しかったですヾ(@^▽^@)ノ
posted by ひでみ URL at 2010/10/12 07:27 [ コメントを修正する ]
楽しかったです
posted by あきら URL at 2010/10/12 07:27 [ コメントを修正する ]
楽しいサイトだったんだね
posted by ゆき URL at 2010/10/12 07:28 [ コメントを修正する ]
楽しいサイトだったんだね
posted by まみ URL at 2010/10/12 07:29 [ コメントを修正する ]
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posted by クレジットカード 現金化 URL at 2011/01/21 14:06 [ コメントを修正する ]
広告のコメントが多いようですが(笑)

水樹奈々みたいに、声優ファン以外にも、ファンが多い人だと、ファンも普通の歌手のファンと変わらないのでは。あと、水樹奈々自体が、常識あるから、その人のファンも、常識がある人が付くってこと。これは、Perfumeとそのファンでも同じ。Perfumeも、常識あるから、ファンも、そうなる。
posted by slb at 2011/01/27 08:58 [ コメントを修正する ]
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