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2024/05/02 14:08 |
浅野さんの目をずっと見てる(色々な意味で!)
 今日は昼間っから秋葉原へ出かけて、早売りのDVD「Aice5 Final Party "Last Aice5" IN 横浜アリーナ」を購入してきました。これぞ働くニートの特権。一緒にアイマスの「THE IDOLM@STER MASTER LIVE 00」と「アイドルマスター relations第1巻」、グレンラガンヨーコ写真集と阿佐田哲也先生の「三〇〇分一本勝負―ヤバ市ヤバ町雀鬼伝」をまとめて買ってきました。すぐにも見たかったんですが、やはりコンディションを整えて見たいので、帰宅後爆睡。このところ徹夜続きだったもので。

 そしてようやく通して見終わりました。冒頭の「Get Back」でとにかくもう鳥肌。CDとしてリリースされていた頃は、「Love Power」とかの方が楽曲としての完成度は高いよな……と思っていたんですが、一度ライブで体験すると、体幹をゆさぶられる感じがあるというか。「A、I!C、E!」を思わず小さく叫びますもの。大人なのに。なんとなく横浜アリーナを感じたのが、「ほっちゃーん!」「まどか!」などの声を入れやすいところはしっかりコールが入ってるのに、タイミングの難しいメンバーに関しては収録音が小さかったり聞こえにくかったり。ライト層も含めて本当にたくさんの人を動員したんだなってのがなんとなくわかりました。僕は当日上の方で見ていたので、会場全体の空気が見られて良かったんですが、DVDで見ると、細部が映像として補完できてよいですね。サプライズ誕生祝で、ハッピーバースデイの歌いだしでイエローがとちってしまった時、浅野さんがさっと前に手を出してせーのって感じで歌いだしのフォローをしてたのとか非常に萌ゆるすでした。ケーキにちょっかい出すカンチとかね。

 距離が遠く、場内を周回してくれた衣装以外細かい部分が見えていなかったので、その辺も補完できて嬉しく。というか浅野さんのエロ大根発言が気になって邪念を追い出すのに苦労しました(笑)。でもアラビアン風の衣装は本当にすごいというか、智秋さんの腰使いのキレは異常というか、本番はリーダーと智秋さんに注目しがちだったけど浅野さんも意外に頑張ってる(何が)とか、いやいや。

 メンバー個人に関しては、ああもうやはり浅野さんの眼が死んでるのがたまらないです。いい意味で! Aice5とは、やはりリーダー・堀江由衣を中心としたユニットであり、衣装や楽曲、ステージ作りも、やはり堀江さんの「色」が真ん中にあります。それを一番感じるのは「Love Power」のPVなんですけど(笑)。メンバーの一人一人が、ほんの少しずつ、無理をしたり背伸びをしたりしている面があって。僕はむしろそのちょっとした違和感、頑張ってる部分にこそビビっと来てしまうんです。言い方を変えれば、その人個人の活動では決して見えない色ですから。ライブ全体を通じて一番クリティカルだったのは、浅野さんの「ふりふり」での「……照れる」のさらに進化した萌え爆弾ぶりだったわけですが、あれもAice5という枠の中でなければ決して見ることのできないものだと思います。

 あと、メンバー個別の歌声がはっきり拾える音源で見ると、智秋さんの歌のうまさはすごいですね、改めて。ソロの説得力ではカンチも負けてないんですが、なんだろう。サポートボーカルに入ったときに、歌に与える膨らみが、やはり智秋さんは際立ってる感じがしました。

 細かい部分やコメンタリーについては未見の人に配慮するとして、やはり「Re.MEMBER」の掲げた腕をゆっくり回すところを真横からアップで捉えたカットはすごい。CMでも印象度で際立ってましたが、流れで見るとさらに鳥肌でした。Aice5の始まりと終わりである「Get Back」と「Re.MEMBER」のライブにおける完成度の高さ、そして最後は「Get Back」に還っていく構成。Aice5の活動時期は2年ほどでしたが、横浜アリーナを平日に埋める絶頂期、マンネリに陥る前に最高の舞台で幕を下ろしたタイミングは、本当に鮮やかでした。持ち楽曲数の具合といい、Aice5の2年間の活動は、ある意味このライブのためにあったのかな、とさえ思いました。モーニング娘。を例に引くまでもありませんが、一世を風靡したユニットの引き際というのは、本当に難しい。その点がここまで綺麗にまとめられたのは、それぞれが声優という個人で帰るべきフィールドを持ったユニットだからこそだったのかもしれません。Aice5が終わっても5人とはまだ会えるわけですからね。

 敢えて苦言を探すとしたら、「Love Power」の和太鼓アレンジとパラパラ→ダンサーさんに無茶振りのくだりは必要だったのかなという気はします(笑)。もちろん、ライブごとにサプライズや演出を工夫するのはいいと思うのですが、これはラストライブ。個人的に「Love Power」は総合的に一番突破力のある曲だと思うので、もう少しストレートに、できればPV版の衣装で歌ってくれると嬉しかったかな、という気がします。ほんとそれぐらいかな……あ、あとメンバーがアリーナ全体を廻ってるときのお客さんはいくらなんでも晒されすぎ。本当の会場の最前列のお客さんは、ある意味そういう覚悟のできた強兵中心だと思うんですが、心の準備のできてない人たちがずーっと映ってるのは見ていてつらいです(笑)。

 ただこのライブが本当に奇跡的だったのは、青サイリウムの配布に始まったように、そこまで計算され、作りこまれたライブであったにも関わらず、「Letters」で白一色に染まった会場や、アンコールでの「A.I、C.E!!」コールであったりといった、ファンサイドからの動きが最大限の効果を発揮し、メンバーにもがっちりキャッチされていたことだと思います。青リウムももちろんよかったんですが、やっぱり何の前フリもなしに、純白に染まるアリーナってのはゾワっと来ます。こういうのも、ライブを重ねればお約束、マンネリになっていくもの。その意味では一度限りのLast Liveだったからこそ、鮮烈な思い出として残っていくのだと思います。

 今、二度目をコメンタリーで見ているのですが、Aice5もこのライブも、本当に素敵な夢でした。また見たいですね……一夜限りの復活ライブとかやってくれないかな。実現は難しいと思いますが、そういう夢を見ながらDVD見てるのが一番楽しいんですよね。

おまけ 浅野さんの心は大粒の涙を流していたよ。たぶん
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2008/02/13 23:58 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記(アニメ系)

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