忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024/11/22 23:46 |
第2回声優アワード・主演女優賞を大真面目に予想
 第2回「声優アワード」の発表・授賞式が、3月8日(土)に迫ってきました。声優アワードとは昨年、外画50周年を記念し、声優業界の発展と人材育成の場として設立された“声優界のアカデミー賞”というべき賞です。昨年は、主演女優賞の朴ろ美さん、主演男優賞の福山潤さんをはじめとした人々が各賞を受賞しました。今年は一体どんな内容になるのか気になるところですが、こういう賞は、受賞者確定前にあーだこうだと言ってるのが一番楽しい、ということで、結構ガチで予想をしてみました。余裕があれば各賞について分析したいのですが、とりあえず今日は一番材料が豊富な「主演女優賞」について予想してみたいと思います。まず、現時点でweb上で発表されている中間発表で、ノミネートされている皆さんを列挙してみます。ノミネート者の2007年の代表作っぽいものを併記してますが、これはあくまでも「参考」ですので、ご了承ください。あの人の代表作はこれだろ、と言い始めると止まりませんので……^^;

●第二回「声優アワード」中間発表時のノミネート者一覧
浅野真澄『一騎当千 Dragon Destiny』孫策伯符 『ドージンワーク』長菜なじみ
阿澄佳奈『ひだまりスケッチ』ゆの 『ぼくらの』カナ/宇白可奈
安藤麻吹『精霊の守り人』バルサ
伊藤かな恵『しゅごキャラ!』日奈森亜夢
井上麻里奈『天元突破グレンラガン』ヨーコ 『月面兎兵器ミーナ』月城ミーナ 『さよなら絶望先生』木津千里 『みなみけ』南夏奈
植田佳奈『魔人探偵脳噛ネウロ』桂木弥子 『鋼鉄神ジーグ』珠城つばき
緒方恵美『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』碇シンジ
折笠富美子『電脳コイル』ヤサコ
加藤英美里『らき☆すた』柊かがみ
川上とも子『風の少女エミリー』エミリー・バード・スター
川澄綾子『のだめカンタービレ』野田恵 『怪物王女』姫 『スカイガールズ』桜野音羽 『もっけ』檜原静流
神田朱未『CLANNAD -クラナド-』藤林椋
釘宮理恵『灼眼のシャナII』シャナ 『ゼロの使い魔 ~双月の騎士~』ルイズ 『ハヤテのごとく!』三千院ナギ
桑島法子『CLAYMORE』クレア 『CLANNAD -クラナド-』坂上智代
小清水亜美『キミキス pure rouge』星乃結美 『Myself ; Yourself』八代菜々香
小林沙苗『地球へ…』フィシス 『BACCANO! -バッカーノ-』エニス
小林ゆう『Saint October』聖三咲 『爆丸バトルブローラーズ』空操弾馬
斎賀みつき『地球へ…』ジョミー 『げんしけん2』高坂真琴
榊原ゆい『PRISM ARK』プリーシア
坂本真綾『劇場版 空の境界』両儀式
三瓶由布子『Yes! プリキュア5』夢原のぞみ
白石涼子『ハヤテのごとく!』綾崎ハヤテ
高木礼子『金色のコルダ』日野 香穂子
高山みなみ『ゲゲゲの鬼太郎第五期』鬼太郎 『名探偵コナン』江戸川コナン
竹内順子『NARUTO -ナルト- 疾風伝』うずまきナルト 『Yes! プリキュア5』夏木りん
田中理恵『キミキス pure rouge』二見瑛理子 『ハヤテのごとく!』マリア
田村ゆかり『魔法少女リリカルなのはStrikerS』高町なのは 『もえたん』虹原いんく 『ひぐらしのなく頃に解』古手梨花
茅原実里『Venus Versus Virus』鷹花スミレ 『ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-』トア 『みなみけ』南千秋
豊口めぐみ『バンブーブレード』千葉紀梨乃
中原麻衣『CLANNAD -クラナド-』古河渚 『ひぐらしのなく頃に解』竜宮レナ 『かみちゃまかりん』花園花鈴 
能登麻美子『sola』四方茉莉 『キミキス pure rouge』祇条深月
朴ろ(王路)美『CLAYMORE』テレサ 『しおんの王』斉藤歩
花澤香菜『スケッチブック ~full color's~』梶原空 『ぽてまよ』ぽてまよ 『ムシウタ』杏本詩歌
林原めぐみ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』綾波レイ 『名探偵コナン』灰原哀 『ハローキティ』キティ
平野綾『らき☆すた』泉こなた 『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』衛藤芽生
広橋涼『キミキス pure rouge』咲野明日夏 『バンブーブレード』川添珠姫
堀江由衣『ながされて藍蘭島』すず 『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』天宮学美 『D.C.II ~ダ・カーポII~』朝倉由夢
水樹奈々『魔法少女リリカルなのはStrikerS』フェイト 『AYAKASHI』夜明エイム 
水沢史絵『ロミオ×ジュリエット』ジュリエット
水田わさび『ドラえもん』ドラえもん
皆川純子『ぼくらの』ウシロ
桃井はるこ『瀬戸の花嫁』瀬戸燦
雪野五月『げんしけん2』春日部咲 『ひぐらしのなく頃に解』園崎魅音、園崎詩音


 多いですね……リスト作ってるだけでも疲れました。全員について語っているとキリがないので、ひとまず、“年度を代表するとまではいえない作品に主演”、“どう見てもヒロインよりも名バイプレイヤー”といった方々を除外し、「中里独断と偏見予選」を通過した人のみに絞り込みたいと思います。

●第一次中里勝手に予選通過者
阿澄佳奈『ひだまりスケッチ』ゆの 『ぼくらの』カナ/宇白可奈
井上麻里奈『天元突破グレンラガン』ヨーコ 『月面兎兵器ミーナ』月城ミーナ 『さよなら絶望先生』木津千里 『みなみけ』南夏奈
緒方恵美『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』碇シンジ
川澄綾子『のだめカンタービレ』野田恵 『怪物王女』姫 『スカイガールズ』桜野音羽 『もっけ』檜原静流
釘宮理恵『灼眼のシャナII』シャナ 『ゼロの使い魔 ~双月の騎士~』ルイズ 『ハヤテのごとく!』三千院ナギ
白石涼子『ハヤテのごとく!』
高山みなみ『ゲゲゲの鬼太郎第五期』鬼太郎 『名探偵コナン』江戸川コナン
竹内順子『NARUTO -ナルト- 疾風伝』うずまきナルト 『Yes! プリキュア5』夏木りん
田村ゆかり『魔法少女リリカルなのはStrikerS』高町なのは 『もえたん』虹原いんく 『ひぐらしのなく頃に解』古手梨花
中原麻衣『CLANNAD -クラナド-』古河渚 『ひぐらしのなく頃に解』竜宮レナ 『かみちゃまかりん』花園花鈴 
花澤香菜『スケッチブック ~full color's~』梶原空 『ぽてまよ』ぽてまよ 『ムシウタ』杏本詩歌
林原めぐみ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』綾波レイ 『名探偵コナン』灰原哀 『ハローキティ』キティ
平野綾『らき☆すた』泉こなた 『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』衛藤芽生
堀江由衣『ながされて藍蘭島』すず 『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』天宮学美 『D.C.II ~ダ・カーポII~』朝倉由夢 
水田わさび『ドラえもん』ドラえもん

 これで15人です。ここから具体的に絞込みに入っていきます。まず、キャリアが非常に浅い、若手・新人の人を除外します。この人たちは今後の伸びしろが大きく、現時点で主演女優賞という天井を設ける可能性が低いからです。昨年の平野綾さんでさえ新人賞であったことを考えれば、流石にないでしょう。というわけで、2005年デビューの阿澄佳奈さん、活動本格化が2006年以降の花澤香菜さんは予想から外します。井上麻里奈さんに関しては、出演量・話題性が別格なので一旦キープです。次に、『ハヤテ』は長期にわたって話題をキープしたものの、相対的に見て番組代表は釘宮さんになるだろうということで、白石さんも予想からははずします。でもって、いわゆる「年度年度の賞レース」からは浮き上がった存在である、「ドラえもん」も除外していいでしょう。それから、竹内順子さんの『NARUTO』は長期作品であり、このタイミングで2007年の顔とするのにはちょっと無理があるので除外。結果、「中里的には」次の10人を主演女優候補として検討します。

○井上麻里奈さん
○緒方恵美さん
○川澄綾子さん
○釘宮理恵さん
○高山みなみさん
○田村ゆかりさん
○中原麻衣さん
○林原めぐみさん
○平野綾さん
○堀江由衣さん

 流石に早々たるメンバーとなってきました。ここからの絞込みが難しいのですが、まず、井上麻里奈さんを予想からはずします。理由はやはり前述のもので、僕が審査員なら、まず間違いなく新人賞レースの大本命に推すからです。その理由で行けば、昨年新人賞をとった平野綾さんには、主演女優賞へのステップチャンスがあります。しかし、ここでネックになるのが昨年との相対評価です。2007年の平野さんの目玉である『らき☆すた』は確かにビッグタイトルですが、2006年の新人賞の原動力になった『涼宮ハルヒの憂鬱』を大きく上回る評価・存在であるかといえば微妙です。なんせ、昨年は別口の「東京国際アニメフェア」は「ハルヒ」を大きく評価して、平野さんに声優賞を贈ってるぐらいですからね。新人賞の昨年を大きく上回っていない以上、皮肉にも「去年の自分が一番の敵」という形で、予想からは外します。次に、ベテラン3トップである林原さん、緒方さん、高山さんに関してですが、「2007年の旬」という意味では、コナンが長寿番組である以上、高山さんはちょっと分が悪い。やはり、「エヴァ」というタイトルにはそれだけ別格の突破力があるのです。10年前の作品の再編集・リメイク版である「エヴァ」をどう賞として評価するかはあとで検討するとして、ひとまず「エヴァ」代表を決めましょう。林原さん、緒方さんの二択で言えば、“今回なら”緒方さんだと思います。理由としては、林原さんは「スレイヤーズ」新作の話が原作者・神坂一さんから出ていること。新エヴァの劇場版も続きが控えてますから、2008年は、本格的に林原イヤー再びな可能性があるわけです。そう考えると、おそらく2007年・2008年を通した代表作がエヴァになるであろう緒方さんは、紛れもない主演ですし、座りがいいと思うのです。あと、林原さんは受賞の打診が来ても水面下で辞退しそうな気がしなくもないです。立場的に。というわけで……

●中里勝手に選考最終ノミネート者
○緒方恵美さん
○川澄綾子さん
○釘宮理恵さん
○田村ゆかりさん
○中原麻衣さん
○堀江由衣さん

 の6人に絞ってみました。ここからは、加点方式でそれぞれの視点での優位性を検討して、最後に総合的に予想を出そうと思います。

■視点1 作品としての世間に対する突破力
 実はこれが一番大きいかもと思っているのですが。声優アワードは、今回が2回目の賞。業界全体として、「声優界のアカデミー賞」のような存在にしていきたいと考えているのは間違いないでしょう。そのためには、一般メディアの報道ができればほしいはず。昨年の主演女優賞である朴さんは、「NANA」という申し分ない弾を持っており、一般ニュースなどでも、「NANA」などの……という報じられ方をしていました。この分野では圧倒的に強いのが……

川澄綾子さんの『のだめカンタービレ』と、緒方恵美さんの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』だと思います。

■視点2 所属事務所
 これは生っぽい話になりますが、「声優アワード」の協力団体に「日本声優事業社協議会」が入ってる以上、日声事所属の事務所から受賞者が出る可能性はより高いでしょう。日声事は非常に業界内の参加率が高い組織ですから、この影響を政治だコネだ、と言い始めたら、完全一般投票型以外のコンテストはできなくなります。ここでリストを見てみると、緒方恵美さん(JTBエンタテインメント)、川澄綾子さん(大沢事務所)、釘宮理恵さん(アイムエンタープライズ)、田村ゆかりさん(アイムエンタープライズ)、中原麻衣さん(アイムエンタープライズ)、堀江由衣さん(VIMS)……という具合になっています。非加盟なのはJTBエンタテインメントですね。アイムさん、VIMSさんの現状の扱いがちょっとわかりかねるのですが、一番すんなりとまとまるのは大沢事務所さんだと思います。

というわけで、この視点では川澄さんをプッシュ。

■視点3 『ヱヴァンゲリヲン』をどう見るか
 昨年、「ヱヴァ」が大きな話題となった作品であることは間違いありません。しかし、この作品の扱いが難しい。なんせ、基は10年前の作品の上、まだ「序章」しか公開されていないのです。果たして、この作品を2007年度の作品の賞レースで考慮していいものか? これに関しては、現時点では、「棚上げ」が結論でないかな、と思います。来年度にさらなるブレイクをする可能性があり、逆に、本当に庵野監督が、今度こそまとめきって完結させてくれるかに、懐疑心をぬぐえない人は多いと思うのです。それらを総合すると……

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、第二回もしくは第三回の「シナジー賞」あたりを受賞し、個人賞レースではある程度評価を減じて考慮される、と考えます。

■視点4 一般投票
 受賞者決定に当然大きく関与するであろう一般投票。第一回で主演女性賞を受賞した朴さんの勝因の一つは、“女性票の吸収”だと思います。女性声優を応援しているのは当然男性が多いですが、男性票は割れます。一方、女性ファンが「男性声優を応援する視点で」応援する女性声優は限られるため、大きな得票力を持つのではないか、と僕は考えます。女性ファンの息の長い組織票は本当にあなどれません。その観点から行くと、強いのは緒方恵美さんだと思います。

 残りの5人の比較で言えば、今回はネット投票にかなりのウェイトが置かれていますから、釘宮さんはかなりの強みを発揮すると思います。それから、固定ファンの支持母体の大きさという意味では、堀江さん・田村さんは当然圧倒的です。…といってもこのクラスになると、川澄さん、中原さんも当然上位には安定して食い込んでるでしょう。


というわけで長くなってきましたが、諸々を総合しての僕の声優アワード・主演女優部門予想は……

本命:川澄綾子さん
対抗:緒方恵美さん
有力:釘宮理恵さん

で行きたいと思います。

ただ、2007年の声優界を見渡して、堀江さんも田村さんもいない声優賞というのはやはりいびつなので、他の賞でバランスがとられると思うんですが、これはいずれ改めてってことで。

よければ皆さんの予想も聞かせてください。
PR

2008/03/02 20:23 | Comments(4) | TrackBack() | 雑記(アニメ系)

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

ボクも予想はしてるのですけど、ひとつ質問がー。
というのは声優さんの演技力についてまったく述べられていないなぁと。
声優アワードというくらいだから演技力も加味されてもいいかなぁと思いまして。
前回の結果見ますとほとんどがいわゆる実力派の方々だったので。

あと視点1には激しく同意ですー。
去年の女性主演声優で朴さん選ばれてるのはまさしくそれが要因となっていると思うので

予想は上記とほぼ同じですが自分はアニオタ・声優オタなので中原麻衣さんを推したいです。
posted by どうも通りすがりの声優オタです at 2008/03/07 01:59 [ コメントを修正する ]
はじめまして。

いつも楽しく拝見しています。

ボクの予想もほぼ同じなのですが、本命が釘宮理恵さんで対抗が川澄綾子さんではないかと思っています。

でも、中里さんの言う通り、一般ニュースでの報道を考えると川澄さんが最有力かなぁ。


因みに、個人的にはベストパーソナリティー賞を楽しみにしているのですが、中里さんは誰が受賞すると思いますか?

宜しければ、教えてください。

ボクは小野坂昌也さんかなと思いますけど。


あと、関係はないのですが、平野綾さんが歌唱賞と主演女優賞のダブル受賞という夢を見てから妙なざわつきが…。(笑)
posted by hiro at 2008/03/07 02:08 [ コメントを修正する ]
>通りすがりの声優オタさん
「演技力」は、どうしても僕の好みや主観が入ってしまいます。審査をするのは僕ではないので、なるべく客観評価できる数字や尺度を重視するようにしています。

中原さんは、我々オタク層に支持される作品の主演・出演が非常に多いのが、どう評価されるかだと思います。

>hiroさん
ベストパーソナリティ賞については今日のエントリーを見てくださいませ。
小野坂さんが受賞したら指差して笑うというか、あの人は「声優アワード的なもの」を斜めに見て(言葉は悪いですが)馬鹿にする芸風が支持されているわけで、普通に考えたら受賞打診があっても断ると思います。

あの世代で面白い芸風のベテランによる受賞があるとしたら、岩田光央さんあたりかな? 今年はないと思いますが。
posted by なかざと at 2008/03/07 17:56 [ コメントを修正する ]
通りすがりです。
今回の声優アワード、一般から見ればやはり、川澄さんが来そうな気がします。
そして、僕的には、もう一人、水樹奈々さんがあるのでは?とも思ったりします。
アリソンとリリア、ロザリオとバンパイアなどにも出てらっしゃいますし。
そして、僕もパーソナリティ賞楽しみです。
僕的にはぜひ櫻井さんに!と思うのですが、今年は無理ですかね。
posted by grandstome at 2009/02/27 15:11 [ コメントを修正する ]

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<主人公の鈍感さと世界のリセットは、ギャルゲの必須要件[TH2AD] | HOME | 孤独のグルメ探訪~梅むらの豆かん編>>
忍者ブログ[PR]