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2024/11/24 07:18 |
みんなきれいだね
 秋葉原をふらふらと歩いていたら、一瞬で2諭吉消えていた中里です。全くせちがらい世の中です。さて、先日“自分、オーバーマスターしか買ってないです”と書いたのですが、公約通り「Colorful Days」を買いに秋葉原に出かけました。どこで買おうかな……と迷っていたのですが、やはり「このコーナーは961プロが買い取ったの!」でわかってる売り場展開をしていたゲーマーズで買うことにしました。やはりいい売り方をしている店の商品は売れなければ。で、以前は961プロ一色だったゲーマーズですが、2階の売り場は765と961の幟が1本ずつ。コーナー自体も完全に均等になっていました。そしてモニターでは、なんと「Colorful Days」のPVだけをエンドレス再生中! ついつい立ち止まって4回ほどリピートして聞いてしまいました。しかし初週の結果が出た後の? この売り場構成。ゲマの担当者さんもアイマスを大事にしてくれるなぁ……と思うと嬉しくなってしまったので、結局セットで購入してミニ幟ももらいました。そうか、最初から2枚/1枚で買えばよかったんですね。

 帰宅後仕事しながらエンドレスで聴きこんでいるんですが、あれ、こんなにかっこよかったっけ? 「Colorful Days」は正統派(ベタな)アイドルポップス、「オーバーマスター」がスタイリッシュなダンスナンバーという漠然としたイメージを抱いてたんですが、何度も聴いてから改めてカラオケで聴くと、「Colorful Days」も十二分に聴き応えのある打ち込みですね。前回「オーバーマスター」の方が“引っかかりがある”と書きましたが、これはサビの印象度の違いなのかな、と思いました。一度聴いただけでは、なかなか曲の全体像を把握することはできないもので、強く残るのはやはりサビ周辺になりがち。そこで強く叩きつけてくる「オーバーマスター」は初聴のインパクトが強いんですね。「Colorful Days」はどちらかというと、サビのインパクトよりも全体の統一感と、ここちよく流れていく一連の音と詩を重視している気がします。「Colorful Days」は、フルコーラスで聴き終わると、ふともう一度聴きたくなってしまう。気がつくと何回もリピートしているような、麻薬的な気持ちよさがあるんですね。そして何よりこういう正統派ポップスに関しては、やっぱり僕は今井さん+中村さんの王道をベースに、下田さんや仁後さんの飛び道具を一枚加えてアクセントがきゅっと効かせたユニット編成がものすごく好きらしいです。聴けば聴くほど好きになる一枚でした。

 当たり前ですが、CDを買って、歌詞カードみながらじっくり聴かないと曲の良さはわかりませんね。もうひとつ付け加えるのなら、パシフィコの最高に出来上がった空気で聴いた「オーバーマスター」と、TGSの日常の延長で聴いた「Colorful Days」では、気分的にも音響的にも印象度に違いがあるのは当然です。あと、オバマスに関してはパシフィコ記事に起こす時に何度も聴きなおしてましたしね。好き好き大好きっのYU-SHOWさんも12月17日の日記で指摘していましたが、「Colorful Days」ラストのイメージカラーラッシュの中に「フレッシュグリーン」が入っているのには、グッとくるものがありました。

 YU-SHOWさんは「オーバーマスター」の攻撃性がちょっとしっくり来ない部分もあったようですが、普通の女の子がステージで見せるアイドルとしての顔、逆にアイドルがプロデューサーの前で見せる女の子の顔、純粋さと「THE IDOLM@STER」「私はアイドル」などの楽曲で見せるはっちゃけたしたたかさ……などの二面性、カラフルさはアイマスの魅力を構成する大きな要素なのではないかと思います。ので、「オーバーマスター」がスタイリッシュであるほど、「KisS」がエロいほど、「聖なる夜に」の透明さ・愛らしさが際立つのだと思います。だから「どっちが等身大(本当)」ではなくて、どっちも961プロなんだと思います。うん。

 そして今度は961を聴きなおしてるんですが……やっぱりかっこいいよ! 聞き比べるとそれぞれの良さがあるし、「Colorful Days」と「オーバーマスター」どっちがいいかな……と考えていると、うっかり「サイレントナイト」がすごく気になってきたりして。この系列の聴かせる曲調で、千早の巧さに対して、同等以上の存在感を発揮している春香の成長とやよいのかわいさ。その後の彼女たちの中にもyou-iの積み重ねは生きているのだな、と。
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2008/12/18 23:58 | Comments(2) | TrackBack() | アイドルマスター

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コメント

 ファンの間でも笑い話として語られがちなレディオでの佐々木氏の「リニア新幹線」発言ですが、個人的には非常におもしろいエピソードだと感じました。
 というのも、所謂リニアモーターカーが盛んに「未来の乗り物」と喧伝されたのは80年代前後で、その頃の未来観って90年代以降の未来観と比べて脳天気なまでに明るくて楽しい世界だったように思うわけです。ちょうどリニアがそういう子どもの頃に夢見た「ワクワクするような未来」の象徴と想起の源になったのでは。
 対して90年代以降の未来観はどこか退廃的というか、クール&スタイリッシュというか、そういう格好良さは確実にあるにしろどことなくアウトローイメージを伴うか、どうせなにも変わらない的な閉塞感、あるいは終末観みたいなものが多々あった気がします。

 実際に聞いてみて確かにそういうなにかを曲調で描き切ってることを思うに、口下手さでもって一笑に付すにはもったいない味わいのある発言だったのでは。

 なんていうか……ドラえもん対ブレードランナー?
 実は対比されてるのは未来図かな、と。オーバーマスターの90~00年代的な鋭さは速効で直接的に感性に刺さりますが、Colorful Daysの80年代レトロフューチャーの夢一杯だってこれはこれで味わい深くていいじゃないって感じですね。

 もちろん、私の思いこみかもしれないですけども。
posted by Pugachev's Cobra at 2008/12/22 19:41 [ コメントを修正する ]
オーバーマスターは曲名のインパクトが強いですね。
アイドルマスターの世界で新事務所の新曲第一弾にマスターという単語が入っているので聞く前からこの曲は凄いんだという先入観がどうしても植え付けられますから。
もしマスターという単語が入ってないとインパクトは半減していたかも…
765プロの曲は気持ちがほっこりするので好きですね。
私もリニアの件は良い話だと思いました。
posted by ムギ at 2008/12/23 23:48 [ コメントを修正する ]

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