関西、関東で『マクロスF』の放送が始まりました。第1話を見て劇場版並の作画クオリティに驚いた人も多いのではないでしょうか。初代『マクロス』や『マクロス7』を見て育った僕らはくすりとするシーンも多いのですが、地上波の『マクロス7』でさえ、なんと14年前の作品。大学生以下の年代の人にはピンと来ないことも多いように思います。初代マクロスの世界で、異星人の存在を告げる戦艦が落ちてきたのは1999年。現代が舞台を10年近く追い越してしまったんですね。『ガンダムSEED』でも初代へのオマージュは多用されていましたが、やはりガンダムは、世代を超えた知名度では一歩二歩先にいっていますから。というなわけで、非常に初歩的な『マクロス』講座をしてみたいと思います。あくまで初見の人向けの内容になりますので、ご了承ください。
●三角関係×歌×戦闘
『マクロス』シリーズにおいては、「三角関係(恋愛)」「歌(アイドル)」「戦闘(メカ)」という3つの要素が重視されており、多くの作品でこの3要素を骨格として組み込んでいます。なぜマクロス=「三角関係×歌×戦闘」でなければいけないのかを、構造的に説明するのはちょっと難しいです。ただ、90年代後半にエヴァンゲリオンで「ディラックの海は子宮の象徴であり、シンジは母の子宮に回帰したのだ」とか、「エヴァという作品は監督・庵野秀明の内面を描いたオナニーショーにすぎない」といった、なんだかよくわからないけど、オタクみんなが共通認識として持っている常識ってありましたよね? そんな感じで作品にまつわる時代の空気として、「三角関係×歌×戦闘」の3要素はマクロスに欠かせない……という共通認識があるのです。ファンがみんなそう思っていて、作り手もそう思っているのなら、それはもう真実です。理由を考えるのではなく、三角関係とか歌が出てきたら、「あ、マクロス的だな」と考えずに感じるのが正解です。
三角関係に関しては、やはり初代『マクロス』の影響が圧倒的です。スタート時点では完全にメインヒロインだと思われており、銀河レベルのアイドルへと上り詰めて行くリン・ミンメイと、口を開けば喧嘩ばかりだった早瀬未沙。2人の女性との恋愛の機微と、関係の変化は、シリーズを通して人類の存亡をかけた戦争と同じ密度で描かれました。そのある種のリアルな人間関係は、昨今の脱臭されたハーレムアニメにはないものでしょう。「スーパーアイドルと身近な普通の少女」という対比は『マクロスF』にも生きているので注目したいです。一方、『マクロス7』では、熱気バサラとガムリン木崎という2人の男性と、ミレーヌ・ジーナスの関係が描かれました。ミレーヌとバサラが「アイドル」ではなく「ロックバンド」になっているのが、時代の音楽を取り巻く状況を反映していますね。
そして『マクロス』と『マクロス7』において、共通して大きな意味を持っていたのが“歌”です。マクロスでは敵対する異星人「ゼントラーディ」との戦闘が描かれたのですが、異なる思考回路・価値観を持つ異星人に対して、心を動かす力を持っているのが歌、というわけです。なにやらNo Borderな話で、今現実世界にゼントラーディが攻めてきたら、JAM Projectの出番でしょう。歌の重視は『マクロスF』にももちろん生きています。最終的に歌がどのような役割を果たすのかはわかりませんが、演出レベルでも「街中のラジオや街頭の映像からアイドルの歌が流れる」、という形で、自然に歌を作中に取り込む演出は健在です。1話の“ライブ中に敵が襲来し、戦闘シーンにライブの歌がかぶせられる”という演出はもはやお家芸です。BGM的に挿入歌を被せるのではなく、作品世界の中に流れる歌声としての演出を可能な限り心がけているわけですね。
最後の「戦闘」を語る上で外せないのが、可変メカ“バルキリー”の存在です。飛行形態、バトロイド(人型)、ガウォーク(その間)という3種に変形するメカは、戦闘機の特徴を色濃く残したリアルなデザインでありながら、それが魔法のように変形するという意外性で、関連商品の売り上げに大いに貢献しました。もうひとつ、マクロスの戦闘を象徴する要素として、宇宙空間を駆けるミサイル軌道の変態的な描きこみがあります。絡み合うように飛んでいく“弾幕”と呼ぶにふさわしい大量のミサイルですが、実はこれらは優等生、先読み君、バカミサイルの3タイプがあり、まっすぐ目的を狙う、相手の能力や挙動を計算する、ランダムに予測できない動きをする……といった、別種の個性を与えられているのです。カメラワークや練りこまれた爆発エフェクトなどと合わせて、これらは“板野サーカス”(アニメーター・板野一郎さんが由来)と呼ばれ、多くの作品に影響を与えまくっています。『マクロス』はこうした職人芸的な斬新な映像と、過酷なスケジュールや外注のクオリティ問題など様々な要因による作画崩壊が同居する、珍しい作品だったのです。ただし、『マクロスF』は戦闘シーンに3DCGを使用していることもあり、戦闘中の弾幕表現はわりと素直になっています。ですが、いわゆる「板野的な生きたミサイル描写」と比較しながら見る視座を持っておくと、戦闘シーンの見方がちょっと変わるかもしれません。
●その他の覚えておくとちょっといいキーワード
○「デカルチャー!」
マクロスに登場する異星人・ゼントラーディの言葉で、「信じられない!」「おそろしい!」といった、異文化に対する恐怖を伴った驚きを示す言葉です。強調するときは、「ヤック・デカルチャー!」となります。『マクロスF』ではランカが働いている中華料理屋「娘々」のCMに使われるなど、かなり砕けた流行語になっているようです。『マクロス』『マクロス7』『マクロスF』は同じ宇宙の2010年頃、2045年頃、2059年頃をそれぞれ描いているので、このような単語の伝播もあるんですね。『マクロス7』における印象的な異星語としては「アニマ・スピリチアー!!」などもありますが、これは作品固有の世界観・テーマに深く根ざしてるので登場しないかな?
○リン・ミンメイ、熱気バサラ、ミレーヌ・ジーナス、シャロン・アップル
前述の通り、マクロスシリーズは同一の宇宙の異なる時間軸を描いています。ですから、『マクロス7』には、伝説の歌姫としてのリン・ミンメイが色濃く存在しており、ミレーヌがドラマでミンメイを演じたりもしています。また、『マクロスプラス』のヴァーチャルアイドル、シャロン・アップルが『マクロス7』の登場人物をアップアプにしているシーンもあったりするので、ひょっとしたら、『マクロスF』でも、伝説の歌姫たちの名前が登場したり、作戦名に使われたりもあるかもしれません。特に『マクロス7』の2059年時点でバサラは30代半ば、ミレーヌは28歳ぐらいですから、何らかの形での登場もあるかもしれませんし、ないかもしれません。ちなみに『マクロスF』シェリルの「あたしの歌を聞けー!!」という台詞は、熱気バサラの「俺の歌を聞けーッ!!」を踏襲したものです。
○歌シェリル
初代『マクロス』はリン・ミンメイ役に歌手の飯島真理さんを起用し、作品をきっかけに現実世界でもアイドルとしてブレイクするという大仕掛けがありましたが、『マクロス7』では、声優が普段の演技を、歌手がボーカルを担当するという分業制が敷かれました。バサラはハミングバードの福山芳樹さん(今はJAM Projectのメンバーとしておなじみですね)、ミレーヌはチエ・カジウラさんがボーカル担当でした。『マクロスF』では、May'nさん(中林芽依さん)が、歌姫シェリル・ノームのボーカルを担当しており、このことを「歌シェリル」と呼びます。
○みwikiさん
『マクロスF』絡みの雑談で時々出る単語ですが、シェリル・ノーム役の遠藤綾さんが『らき☆すた』で演ずる雑学に強いキャラクター、高良みゆきと、シェリルの髪色、ロングヘアーなどの特徴が(そこだけ)かぶっているため、時折こう呼ばれることがあります。
○もってっけー!
イベントタイトルなどにも使われるこの言い回しは、シェリルが歌う「射手座☆午後九時Don't be late」の一節。午後九時とDon't be lateの間にスペースを入れると、怒られます。似た単語に「とんでっけー!!」も。独特の節回しが特徴で、東京国際アニメフェアのおひろめステージでは、スクリーンにニコニコ動画風の弾幕が貼られていました。また、『マクロスF』には、ヒロイン役の遠藤綾さん以外にも平野綾さん、福原香織さんも登場予定なので、「もってけ!セーラーふく」を連想する人もいるかもしれません。なんとなくいろいろな流行に「のってっけー!」な香りがしますが、企画会議とかは、案外馬鹿話でしていた内容がそのまま通ってしまったりするので侮れません。
○菅野よう子×坂本真綾
管野よう子さんは『天空のエスカフローネ』『カウボーイ・ビバップ』など非常に多くの作品で音楽を担当しており、アニメ音楽の第一人者の1人です。オーケストラの協奏曲を思わせる壮大なテーマ、ジャズ、民族音楽からハードロックまで、その貪欲なまでの作風の広さと多作さ、安定したクオリティには定評があります。『マクロスF』では坂本真綾さんがOP「トライアングラー」を担当していますが、菅野さんは坂本さんのデビュー曲の「約束はいらない」から、2003年のアルバム「少年アリス」までの作曲やプロデュースを手がけています。いわば坂本真綾さんの音楽の根幹を一緒に作ったコンビなのです。その2人が4年ぶりにボーカル・作曲という形でタッグを組んだのが「トライアングラー」。この曲で妙にテンションが上がっている坂本真綾ファンを見かけたら、それはこういう理由からです。菅野プロデュース時代の坂本真綾さんはアルバムで5万枚~7万枚の売り上げを誇っていたので、マクロスF関連の楽曲の展開や売り上げにも注目です(坂本さんはアニメファン・声優ファンの外に幅広い支持層を持っているので、ライトな声優ファンの認識よりは大分売れています)。
こんなところでしょうか。僕は『マクロス』に関してはそんなに精通しているわけではないので、シビアなツッコミは勘弁してもらえると幸いです。『マクロスF』、第1話のクオリティをある程度維持できれば、年度を代表する作品にもなりうると思うのですが、どうなるでしょうか。注目したいと思います。
●三角関係×歌×戦闘
『マクロス』シリーズにおいては、「三角関係(恋愛)」「歌(アイドル)」「戦闘(メカ)」という3つの要素が重視されており、多くの作品でこの3要素を骨格として組み込んでいます。なぜマクロス=「三角関係×歌×戦闘」でなければいけないのかを、構造的に説明するのはちょっと難しいです。ただ、90年代後半にエヴァンゲリオンで「ディラックの海は子宮の象徴であり、シンジは母の子宮に回帰したのだ」とか、「エヴァという作品は監督・庵野秀明の内面を描いたオナニーショーにすぎない」といった、なんだかよくわからないけど、オタクみんなが共通認識として持っている常識ってありましたよね? そんな感じで作品にまつわる時代の空気として、「三角関係×歌×戦闘」の3要素はマクロスに欠かせない……という共通認識があるのです。ファンがみんなそう思っていて、作り手もそう思っているのなら、それはもう真実です。理由を考えるのではなく、三角関係とか歌が出てきたら、「あ、マクロス的だな」と考えずに感じるのが正解です。
三角関係に関しては、やはり初代『マクロス』の影響が圧倒的です。スタート時点では完全にメインヒロインだと思われており、銀河レベルのアイドルへと上り詰めて行くリン・ミンメイと、口を開けば喧嘩ばかりだった早瀬未沙。2人の女性との恋愛の機微と、関係の変化は、シリーズを通して人類の存亡をかけた戦争と同じ密度で描かれました。そのある種のリアルな人間関係は、昨今の脱臭されたハーレムアニメにはないものでしょう。「スーパーアイドルと身近な普通の少女」という対比は『マクロスF』にも生きているので注目したいです。一方、『マクロス7』では、熱気バサラとガムリン木崎という2人の男性と、ミレーヌ・ジーナスの関係が描かれました。ミレーヌとバサラが「アイドル」ではなく「ロックバンド」になっているのが、時代の音楽を取り巻く状況を反映していますね。
そして『マクロス』と『マクロス7』において、共通して大きな意味を持っていたのが“歌”です。マクロスでは敵対する異星人「ゼントラーディ」との戦闘が描かれたのですが、異なる思考回路・価値観を持つ異星人に対して、心を動かす力を持っているのが歌、というわけです。なにやらNo Borderな話で、今現実世界にゼントラーディが攻めてきたら、JAM Projectの出番でしょう。歌の重視は『マクロスF』にももちろん生きています。最終的に歌がどのような役割を果たすのかはわかりませんが、演出レベルでも「街中のラジオや街頭の映像からアイドルの歌が流れる」、という形で、自然に歌を作中に取り込む演出は健在です。1話の“ライブ中に敵が襲来し、戦闘シーンにライブの歌がかぶせられる”という演出はもはやお家芸です。BGM的に挿入歌を被せるのではなく、作品世界の中に流れる歌声としての演出を可能な限り心がけているわけですね。
最後の「戦闘」を語る上で外せないのが、可変メカ“バルキリー”の存在です。飛行形態、バトロイド(人型)、ガウォーク(その間)という3種に変形するメカは、戦闘機の特徴を色濃く残したリアルなデザインでありながら、それが魔法のように変形するという意外性で、関連商品の売り上げに大いに貢献しました。もうひとつ、マクロスの戦闘を象徴する要素として、宇宙空間を駆けるミサイル軌道の変態的な描きこみがあります。絡み合うように飛んでいく“弾幕”と呼ぶにふさわしい大量のミサイルですが、実はこれらは優等生、先読み君、バカミサイルの3タイプがあり、まっすぐ目的を狙う、相手の能力や挙動を計算する、ランダムに予測できない動きをする……といった、別種の個性を与えられているのです。カメラワークや練りこまれた爆発エフェクトなどと合わせて、これらは“板野サーカス”(アニメーター・板野一郎さんが由来)と呼ばれ、多くの作品に影響を与えまくっています。『マクロス』はこうした職人芸的な斬新な映像と、過酷なスケジュールや外注のクオリティ問題など様々な要因による作画崩壊が同居する、珍しい作品だったのです。ただし、『マクロスF』は戦闘シーンに3DCGを使用していることもあり、戦闘中の弾幕表現はわりと素直になっています。ですが、いわゆる「板野的な生きたミサイル描写」と比較しながら見る視座を持っておくと、戦闘シーンの見方がちょっと変わるかもしれません。
●その他の覚えておくとちょっといいキーワード
○「デカルチャー!」
マクロスに登場する異星人・ゼントラーディの言葉で、「信じられない!」「おそろしい!」といった、異文化に対する恐怖を伴った驚きを示す言葉です。強調するときは、「ヤック・デカルチャー!」となります。『マクロスF』ではランカが働いている中華料理屋「娘々」のCMに使われるなど、かなり砕けた流行語になっているようです。『マクロス』『マクロス7』『マクロスF』は同じ宇宙の2010年頃、2045年頃、2059年頃をそれぞれ描いているので、このような単語の伝播もあるんですね。『マクロス7』における印象的な異星語としては「アニマ・スピリチアー!!」などもありますが、これは作品固有の世界観・テーマに深く根ざしてるので登場しないかな?
○リン・ミンメイ、熱気バサラ、ミレーヌ・ジーナス、シャロン・アップル
前述の通り、マクロスシリーズは同一の宇宙の異なる時間軸を描いています。ですから、『マクロス7』には、伝説の歌姫としてのリン・ミンメイが色濃く存在しており、ミレーヌがドラマでミンメイを演じたりもしています。また、『マクロスプラス』のヴァーチャルアイドル、シャロン・アップルが『マクロス7』の登場人物をアップアプにしているシーンもあったりするので、ひょっとしたら、『マクロスF』でも、伝説の歌姫たちの名前が登場したり、作戦名に使われたりもあるかもしれません。特に『マクロス7』の2059年時点でバサラは30代半ば、ミレーヌは28歳ぐらいですから、何らかの形での登場もあるかもしれませんし、ないかもしれません。ちなみに『マクロスF』シェリルの「あたしの歌を聞けー!!」という台詞は、熱気バサラの「俺の歌を聞けーッ!!」を踏襲したものです。
○歌シェリル
初代『マクロス』はリン・ミンメイ役に歌手の飯島真理さんを起用し、作品をきっかけに現実世界でもアイドルとしてブレイクするという大仕掛けがありましたが、『マクロス7』では、声優が普段の演技を、歌手がボーカルを担当するという分業制が敷かれました。バサラはハミングバードの福山芳樹さん(今はJAM Projectのメンバーとしておなじみですね)、ミレーヌはチエ・カジウラさんがボーカル担当でした。『マクロスF』では、May'nさん(中林芽依さん)が、歌姫シェリル・ノームのボーカルを担当しており、このことを「歌シェリル」と呼びます。
○みwikiさん
『マクロスF』絡みの雑談で時々出る単語ですが、シェリル・ノーム役の遠藤綾さんが『らき☆すた』で演ずる雑学に強いキャラクター、高良みゆきと、シェリルの髪色、ロングヘアーなどの特徴が(そこだけ)かぶっているため、時折こう呼ばれることがあります。
○もってっけー!
イベントタイトルなどにも使われるこの言い回しは、シェリルが歌う「射手座☆午後九時Don't be late」の一節。午後九時とDon't be lateの間にスペースを入れると、怒られます。似た単語に「とんでっけー!!」も。独特の節回しが特徴で、東京国際アニメフェアのおひろめステージでは、スクリーンにニコニコ動画風の弾幕が貼られていました。また、『マクロスF』には、ヒロイン役の遠藤綾さん以外にも平野綾さん、福原香織さんも登場予定なので、「もってけ!セーラーふく」を連想する人もいるかもしれません。なんとなくいろいろな流行に「のってっけー!」な香りがしますが、企画会議とかは、案外馬鹿話でしていた内容がそのまま通ってしまったりするので侮れません。
○菅野よう子×坂本真綾
管野よう子さんは『天空のエスカフローネ』『カウボーイ・ビバップ』など非常に多くの作品で音楽を担当しており、アニメ音楽の第一人者の1人です。オーケストラの協奏曲を思わせる壮大なテーマ、ジャズ、民族音楽からハードロックまで、その貪欲なまでの作風の広さと多作さ、安定したクオリティには定評があります。『マクロスF』では坂本真綾さんがOP「トライアングラー」を担当していますが、菅野さんは坂本さんのデビュー曲の「約束はいらない」から、2003年のアルバム「少年アリス」までの作曲やプロデュースを手がけています。いわば坂本真綾さんの音楽の根幹を一緒に作ったコンビなのです。その2人が4年ぶりにボーカル・作曲という形でタッグを組んだのが「トライアングラー」。この曲で妙にテンションが上がっている坂本真綾ファンを見かけたら、それはこういう理由からです。菅野プロデュース時代の坂本真綾さんはアルバムで5万枚~7万枚の売り上げを誇っていたので、マクロスF関連の楽曲の展開や売り上げにも注目です(坂本さんはアニメファン・声優ファンの外に幅広い支持層を持っているので、ライトな声優ファンの認識よりは大分売れています)。
こんなところでしょうか。僕は『マクロス』に関してはそんなに精通しているわけではないので、シビアなツッコミは勘弁してもらえると幸いです。『マクロスF』、第1話のクオリティをある程度維持できれば、年度を代表する作品にもなりうると思うのですが、どうなるでしょうか。注目したいと思います。
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コメント
もうひとつ
マクロス ゼロのヒロイン、サラ・ノームとシェリル・ノームの名前の類似性も気になりますね。
posted by Earl at
2008/04/05
12:40
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マクロスシリーズ自体は全て史実を元にした劇中劇だから
細かい矛盾等は気にしちゃいけないという説明も加えてはどうでしょうか?
細かい矛盾等は気にしちゃいけないという説明も加えてはどうでしょうか?
posted by taku at
2008/04/06
13:07
[ コメントを修正する ]
>Earlさん
そういえば同じですね。孫とかなのかもしれません。
>002
開始時点で用意された三角関係はガムリンたんだったと思うのですよ。
>takuさん
作品外での監督の発言とか引用しだすとキリがないので、あくまでマクロスF視聴の役に立つ? 範囲で書いています。なので、大きな矛盾が生じる劇場版、マクロスIIについては書きませんでした。
そういえば同じですね。孫とかなのかもしれません。
>002
開始時点で用意された三角関係はガムリンたんだったと思うのですよ。
>takuさん
作品外での監督の発言とか引用しだすとキリがないので、あくまでマクロスF視聴の役に立つ? 範囲で書いています。なので、大きな矛盾が生じる劇場版、マクロスIIについては書きませんでした。
posted by なかざと at
2008/04/06
19:36
[ コメントを修正する ]
かなり忘れてた部分もあったので、自分も読みながら色々思い出しました。
7に関してなんですが、
バサラとミレーヌとガムリン、
バサラとシビルとミレーヌ、
バサラとギギルとシビル、
とか、結構色々な関係があって楽しかったです。
恋愛以外の情が描かれる事も多くて、その辺も良かったと思います。
でもやっぱり、仰る様にバサラとミレーヌとガムリンの関係が一番印象に残ってる気がします。
ラブコメ大好きなんですが、こういう人間関係の機微を描いた作品も先が読めず楽しいです。
7に関してなんですが、
バサラとミレーヌとガムリン、
バサラとシビルとミレーヌ、
バサラとギギルとシビル、
とか、結構色々な関係があって楽しかったです。
恋愛以外の情が描かれる事も多くて、その辺も良かったと思います。
でもやっぱり、仰る様にバサラとミレーヌとガムリンの関係が一番印象に残ってる気がします。
ラブコメ大好きなんですが、こういう人間関係の機微を描いた作品も先が読めず楽しいです。
かつて前線で戦っていたヒーローが艦長になったりするわけですね。
マクロスからすると50年近い...20代なら70代。
とりあえず見てないんで観ます。>マクロスF
個人的には、放送当時、マクロス7はガンダムのZZのようなノリがマクロスっぽくないような気がして、何となく観ませんでした。
マクロスプラスは観たんですが。(結局、最近の再放送で7は観てます。)
たしかに歌といえばマクロスですよね。それは直感的に思います。考えるな、感じろ的に。
宇宙戦争物の兵器は現実離れしたものが多いなか、現実的な兵器を使用している点は引きつけられます。それは描写力が影響すると思います。現実的でもチープな描写なら...そこに興味はないでしょうね。逆に近未来的な兵器でもリアリティがあれば興ざめせずに見ることが出来ると思います。
素人が何言ってんだ、とお思いになると思いますが、素人です。失礼しました。
マクロスからすると50年近い...20代なら70代。
とりあえず見てないんで観ます。>マクロスF
個人的には、放送当時、マクロス7はガンダムのZZのようなノリがマクロスっぽくないような気がして、何となく観ませんでした。
マクロスプラスは観たんですが。(結局、最近の再放送で7は観てます。)
たしかに歌といえばマクロスですよね。それは直感的に思います。考えるな、感じろ的に。
宇宙戦争物の兵器は現実離れしたものが多いなか、現実的な兵器を使用している点は引きつけられます。それは描写力が影響すると思います。現実的でもチープな描写なら...そこに興味はないでしょうね。逆に近未来的な兵器でもリアリティがあれば興ざめせずに見ることが出来ると思います。
素人が何言ってんだ、とお思いになると思いますが、素人です。失礼しました。
posted by たま at
2008/04/07
13:37
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>さとるさん
『7』は、バサラがまるっきりラブコメ向きじゃなかったことで逆に広がりが出てた気もします。できれば花束の少女も関係図にいれてあげてください。
>006
シェリルの台詞としてまだしっくり来ないので、ちょっと違和感がありましたね。バサラの影響を作品内で受けているかで変わりそうですが。
>たまさん
初期のOVAで早瀬未沙がメガロード01の艦長になったりがありました。バサラはなんとなくまだ現役の歌い手な気がします。
>なしさん
ちょっとキャッチーなタイトルにしたかっただけで、あんまりゆとり念頭においてません。すいません。でも本当に文章を読まないゆとりはこんな文字ばっかのサイト見ないと思ってます。
『7』は、バサラがまるっきりラブコメ向きじゃなかったことで逆に広がりが出てた気もします。できれば花束の少女も関係図にいれてあげてください。
>006
シェリルの台詞としてまだしっくり来ないので、ちょっと違和感がありましたね。バサラの影響を作品内で受けているかで変わりそうですが。
>たまさん
初期のOVAで早瀬未沙がメガロード01の艦長になったりがありました。バサラはなんとなくまだ現役の歌い手な気がします。
>なしさん
ちょっとキャッチーなタイトルにしたかっただけで、あんまりゆとり念頭においてません。すいません。でも本当に文章を読まないゆとりはこんな文字ばっかのサイト見ないと思ってます。
posted by なかざと at
2008/04/08
07:50
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こないだまで深夜に再放送してた初代マクロス見てましたが
ミンメイの光への気持ちがあまりにも無さ過ぎて
三角関係に見えなかったです
なにせ光がミンメイに告白したのは最終回
しかもミンメイには友達としてしか見てなかったといわれ
早瀬には告白すらしてない状態
もちろん気持ち的な所では分かり合ってたんでしょうが
言われてる程三角関係を押してるようには見えませんでした
ミンメイの光への気持ちがあまりにも無さ過ぎて
三角関係に見えなかったです
なにせ光がミンメイに告白したのは最終回
しかもミンメイには友達としてしか見てなかったといわれ
早瀬には告白すらしてない状態
もちろん気持ち的な所では分かり合ってたんでしょうが
言われてる程三角関係を押してるようには見えませんでした
posted by まるもる at
2008/04/08
08:52
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マクロスはほとんど知らない坂本真綾ファンです。
新曲の詞が今までとは違う印象だなーと思ってたんですが、
これで腑に落ちました。マクロスの三角関係を意識してたんですねー。
新曲の詞が今までとは違う印象だなーと思ってたんですが、
これで腑に落ちました。マクロスの三角関係を意識してたんですねー。
posted by 喪男歴774年 at
2008/04/08
13:51
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>企画会議とかは、案外馬鹿話でしていた内容がそのまま通ってしまったりするので侮れません。
初代の成り立ちがまさにそうですね。
とってもやりたい企画のプレンゼンの為にダミー企画作成。チョー適当w
↓
スポンサーはいたく気に入ったようです。ダミー企画をw
初代の成り立ちがまさにそうですね。
とってもやりたい企画のプレンゼンの為にダミー企画作成。チョー適当w
↓
スポンサーはいたく気に入ったようです。ダミー企画をw
>10
花束の少女はいいですね。
>まるもるさん
今回は一連の歴史として捉えることを重視して除外しましたが、多くのファンの間では劇場版の「愛・おぼえていますか」を含めた形で3人の関係を捉えてるんじゃないでしょうか。とりあえず最初に書いたとおり、「みんながマクロスは三角関係だと思っている」てのが一番大きな前提なんですけどね^^;
>喪男歴774年さん
「トライアングラー」は、個人的にぱっと聞きで感動するタイプではなかったのですが、なぜか何度も聞きたくなる不思議な曲です。
>13
マクロスIIは2090年設定なので、含めるとわけがわからなくなるんですよ。なので、あくまでも「マクロスFを見るため」に絞って書いています。
>JACさん
捨て企画が通って、あわてて企画に手を入れなおしたんですよね。おもちゃを意識して「パトレイバー」に変形ギミックなんて話があったり、80年代前後の企画会議はおそろしいです。
花束の少女はいいですね。
>まるもるさん
今回は一連の歴史として捉えることを重視して除外しましたが、多くのファンの間では劇場版の「愛・おぼえていますか」を含めた形で3人の関係を捉えてるんじゃないでしょうか。とりあえず最初に書いたとおり、「みんながマクロスは三角関係だと思っている」てのが一番大きな前提なんですけどね^^;
>喪男歴774年さん
「トライアングラー」は、個人的にぱっと聞きで感動するタイプではなかったのですが、なぜか何度も聞きたくなる不思議な曲です。
>13
マクロスIIは2090年設定なので、含めるとわけがわからなくなるんですよ。なので、あくまでも「マクロスFを見るため」に絞って書いています。
>JACさん
捨て企画が通って、あわてて企画に手を入れなおしたんですよね。おもちゃを意識して「パトレイバー」に変形ギミックなんて話があったり、80年代前後の企画会議はおそろしいです。
posted by なかざと at
2008/04/09
07:05
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マクロスFでもマックス艦長と大勢の娘達は出てくるのかなー
「天才に老いはない」という名言らしく、70歳(Fではこのくらい)になってもあのままだったら凄い
「天才に老いはない」という名言らしく、70歳(Fではこのくらい)になってもあのままだったら凄い
posted by [゚д゚] at
2008/04/09
07:26
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OPにでてくる主人公機らしいカスタム機がマクロスIIの最強機体であるメタルサイレーンにそっくりでしたね。
FのアーマードバルキリーはPC98のマクロスゲームのオリジナル機体である、VF-X3とスタンピードバルキリーを足して割ったようにも見えましたが、河森氏の意向があったりしたのかな(2001年頃に発売されたムック本でアニメで出してみたいってな事言ってた)
FのアーマードバルキリーはPC98のマクロスゲームのオリジナル機体である、VF-X3とスタンピードバルキリーを足して割ったようにも見えましたが、河森氏の意向があったりしたのかな(2001年頃に発売されたムック本でアニメで出してみたいってな事言ってた)
posted by NONAME at
2008/04/12
02:25
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1話で死んでしまった人の名前が「ギリアム」だった気がするんですが、PSのゲームのVF-X2に同じ名前のキャラがいましたね。
そのゲームは2050年という設定でした。
何か関係があるんでしょうかね?
そのゲームは2050年という設定でした。
何か関係があるんでしょうかね?
posted by ななし at
2008/04/13
13:57
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記事楽しく読ませて戴きました
とても判りやすくて助かりました
keywordがとても役に立ちました
自分は,愛・おぼえてますか以来のマクロスFだったので
判らない事が多くて…
(しかも,数日前にFに興味を持ったまだ浅いfanです)
デカルチャー,もってっけー,,,なるほど
Fを楽しむ繋ぎとしては,7を見た方が良いって事ですかね
とても判りやすくて助かりました
keywordがとても役に立ちました
自分は,愛・おぼえてますか以来のマクロスFだったので
判らない事が多くて…
(しかも,数日前にFに興味を持ったまだ浅いfanです)
デカルチャー,もってっけー,,,なるほど
Fを楽しむ繋ぎとしては,7を見た方が良いって事ですかね
えっと・・・、誰だか存じませんけど、マクロスについて暑く語って下さって誠にありがとうございますあっあの申し遅れました私は、アニメ大好き少女ユーフェミアと申しますえっとですね最近では、マクロスの待望の最新作マクロスFと乃木坂春香の秘密とTO-LOVEるとコードギアス反逆のルールシュといぬかみっと桃華月憚と満月をさがしてなどなどかなりヤバイ感じにハマりまくりですわあっ私は、現在14才でございます私が、好きなアニメで語ってくれるならコメントまってます
posted by ユーフェミア at
2008/08/23
03:11
[ コメントを修正する ]
シェリルの歌声の中林芽衣さんの顔は、本当に綺麗な感じで歌声にあっていると思います。ライブみにいきて~~
posted by ユーフェミア at
2008/08/23
16:23
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あの、先ほどから(C:3)さんとか(C:0)さんとか(C:1)さんとかこの掲示板にきていませんよねどうなされたのですかマクロスFなどについて話したいです
posted by ユーフェミア at
2008/08/24
20:50
[ コメントを修正する ]