まず最初に謝らないといけないのですが、先週「来週961に行った人感想を教えてください」とか書いたのですが、その後の調整の結果なぜか961の取材席にいました。なんかあれですいません。さて、先週の765回と昨日の961回を見たわけですが、驚いたのが両者の空気がかなり違ったことです。今井さんと下田さんのいた765回が、きっちりコントロールされた模範的なミニイベントだとすれば、長谷川さんと仁後さんが参加した961回は、時間管理はグダグダだったけど切れ味と爆発力がズバ抜けたミニイベントでした。個人的な“面白さ”では961プロ回に軍配でしたが、これは前週に進行ノウハウと参加者のテンションの蓄積が行われた結果だと思います。
さて、この765プロと961プロのオーダーを変えながら組み合わせて連続してイベントを行なう形式。これを見ていてふと思い出した作品があります。90年代サッカー漫画の大傑作、『俺たちのフィールド』に登場するリザーブドックスです。1997年フランスワールドカップへの出場を悲願とする代表監督・鹿野周一は、ヴェルディの伊武剣輔率いるJリーグの若手の曲者軍団“リザーブドックス”をアジア・中東・欧州などを過密スケジュールで転戦させ、セリエAのACミランの一軍を引きずり出して完封するほどの最強の控えチームに育てあげました。その上で本来の日本A代表とリザーブドックスを食い合わせて双方のテンションを高め、最終的には「A代表のオフェンスとリザーブドックスのディフェンス」「リザーブドックスのオフェンスとA代表のディフェンス」といった変幻自在のオーダーを、キーマンの高杉和也を中心に自在に組み替え、チーム内抗争を煽ることで国際試合のプレッシャーをねじ伏せ、対戦相手の戦略を絞らせない……それが“リザーブドックス構想でした。
先週の765プロ回をサッカーで喩えるなら、今井麻美さんというキャプテンシーのあるリベロが中盤の底でフィールド全体を統制し、歌唱スキルでは代表レベルの厳しさを持った961組、フリーマンの中村さん、中盤でアドリブの創造性をはっきりするファンタジスタ下田さんを自在に使いこなす印象のチームでした。
一方、昨日の961回は長谷川・沼倉・原の攻撃的3トップで敵のDFを引きつけながら、時折二列目から中村さん、仁後さんが大砲のようなミドルシュートを打ち込んでくる超攻撃的チーム。中盤やディフェンスを統制する選手がいないため時折グダグダになるものの、攻守で汗をかく中村さん、意味もなく汗をかくガミPホワイト、「巻いて!」指示をすげー出すディレ1さんらが中盤を支えて試合を作っていたといってもいいでしょう。
先週と今週では出演者の立ち位置やテンションは、それぞれに微妙に異なって感じられました。そんな中、双方のチームのキーマンになっていると感じられたのが中村さんでした。これまたPSPでのゲーム対決中でしたが、数人のカメラマンがステージスクリーンを撮りたがってひしめいている時に、中村さんがすーーーっとよけて後ろから対戦の様子をのぞきにいったんですね。ガミPにたしなめられてましたが、それがカメラ位置とかも視野に入っての動きに僕には感じられました。ゲームとかに集中してる時に、そういうのに目を配れる人って、実は意外と少ないです。個人的には中村さんの空間・カメラ認識力は格付け的にはB+ぐらいの評価ですね。ランクAになると横山智佐さんや富沢美智恵さんらベテラン舞台人、ランクSは堀江由衣さんなど横浜アリーナの全設置カメラを支配下におけるレベルです。……どうでもいいですか? どうでもいいですね。ともあれ、そういう視野の広さはMFの重大な資質だと思うのです。
そうしたボールに対して突っ込んでいける環境もあって、961側では特に沼倉さんが、先週よりもいい意味で地が見え、伸び伸びと動いていたような気がします。あとはほんと進行的な問題なので、誰かタイムキープをしながら、話題を切ったり進行をするポジションの人が出てくれば、961かなり無敵じゃね? というのが個人的感想です。できれば、you-iでの仁後さんが化けたように、原さんあたりがキャラ的なお姉さんとしてざっくり切れるようになると、すごくバランスがよくなるように思います。
歌的には、長谷川さんを加えた961の安定感は抜群。それぞれにニュアンスの違う低音×低音×低音の重ね、メインボーカルに長谷川さんが入ることで、より生きるコーラスでの沼倉さんのエロかっこよさ。2人のどちらとも違う確かな個性を発揮する原さん。こと、スタイリッシュなダンスナンバーというジャンルでは、961プロはアイマス最強のユニットと言えるでしょう。これに対抗するなら765からは無敵艦隊か、千早+あずさ+真ぐらいは連れてこないといけない気がします。
という感じで、今回は雑感と765プロ=リザーブドックスという思いつきだけ書いてみました。正式なレポートがアップされましたら報告しますです。
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・最近の仕事
アニメージュ2月号
「ネットゲームは教育にイイ? ワルイ?」
「ルイズBEST」新曲収録直後、釘宮理恵インタビュー
さて、この765プロと961プロのオーダーを変えながら組み合わせて連続してイベントを行なう形式。これを見ていてふと思い出した作品があります。90年代サッカー漫画の大傑作、『俺たちのフィールド』に登場するリザーブドックスです。1997年フランスワールドカップへの出場を悲願とする代表監督・鹿野周一は、ヴェルディの伊武剣輔率いるJリーグの若手の曲者軍団“リザーブドックス”をアジア・中東・欧州などを過密スケジュールで転戦させ、セリエAのACミランの一軍を引きずり出して完封するほどの最強の控えチームに育てあげました。その上で本来の日本A代表とリザーブドックスを食い合わせて双方のテンションを高め、最終的には「A代表のオフェンスとリザーブドックスのディフェンス」「リザーブドックスのオフェンスとA代表のディフェンス」といった変幻自在のオーダーを、キーマンの高杉和也を中心に自在に組み替え、チーム内抗争を煽ることで国際試合のプレッシャーをねじ伏せ、対戦相手の戦略を絞らせない……それが“リザーブドックス構想でした。
先週の765プロ回をサッカーで喩えるなら、今井麻美さんというキャプテンシーのあるリベロが中盤の底でフィールド全体を統制し、歌唱スキルでは代表レベルの厳しさを持った961組、フリーマンの中村さん、中盤でアドリブの創造性をはっきりするファンタジスタ下田さんを自在に使いこなす印象のチームでした。
一方、昨日の961回は長谷川・沼倉・原の攻撃的3トップで敵のDFを引きつけながら、時折二列目から中村さん、仁後さんが大砲のようなミドルシュートを打ち込んでくる超攻撃的チーム。中盤やディフェンスを統制する選手がいないため時折グダグダになるものの、攻守で汗をかく中村さん、意味もなく汗をかくガミPホワイト、「巻いて!」指示をすげー出すディレ1さんらが中盤を支えて試合を作っていたといってもいいでしょう。
先週と今週では出演者の立ち位置やテンションは、それぞれに微妙に異なって感じられました。そんな中、双方のチームのキーマンになっていると感じられたのが中村さんでした。これまたPSPでのゲーム対決中でしたが、数人のカメラマンがステージスクリーンを撮りたがってひしめいている時に、中村さんがすーーーっとよけて後ろから対戦の様子をのぞきにいったんですね。ガミPにたしなめられてましたが、それがカメラ位置とかも視野に入っての動きに僕には感じられました。ゲームとかに集中してる時に、そういうのに目を配れる人って、実は意外と少ないです。個人的には中村さんの空間・カメラ認識力は格付け的にはB+ぐらいの評価ですね。ランクAになると横山智佐さんや富沢美智恵さんらベテラン舞台人、ランクSは堀江由衣さんなど横浜アリーナの全設置カメラを支配下におけるレベルです。……どうでもいいですか? どうでもいいですね。ともあれ、そういう視野の広さはMFの重大な資質だと思うのです。
そうしたボールに対して突っ込んでいける環境もあって、961側では特に沼倉さんが、先週よりもいい意味で地が見え、伸び伸びと動いていたような気がします。あとはほんと進行的な問題なので、誰かタイムキープをしながら、話題を切ったり進行をするポジションの人が出てくれば、961かなり無敵じゃね? というのが個人的感想です。できれば、you-iでの仁後さんが化けたように、原さんあたりがキャラ的なお姉さんとしてざっくり切れるようになると、すごくバランスがよくなるように思います。
歌的には、長谷川さんを加えた961の安定感は抜群。それぞれにニュアンスの違う低音×低音×低音の重ね、メインボーカルに長谷川さんが入ることで、より生きるコーラスでの沼倉さんのエロかっこよさ。2人のどちらとも違う確かな個性を発揮する原さん。こと、スタイリッシュなダンスナンバーというジャンルでは、961プロはアイマス最強のユニットと言えるでしょう。これに対抗するなら765からは無敵艦隊か、千早+あずさ+真ぐらいは連れてこないといけない気がします。
という感じで、今回は雑感と765プロ=リザーブドックスという思いつきだけ書いてみました。正式なレポートがアップされましたら報告しますです。
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コメント
無題
GK若林だけはガチw
posted by NONAME at
2009/01/21
21:37
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