昨日は渋谷で、アイドルマスターのイベント「THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 765 PRO SECRET EVENT」がありました。参加者は今井麻美さん、中村繪里子さん、下田麻美さん、ブラックガミピー、沼倉愛美さん、原由実さん。今週は765プロ、来週は961プロの冠がついていますが、蓋をあけてみると両者が揃う形になりました。
このイベントを通じて、“アイマスSP以後のアイマス”に関して、いろいろと考えるはありました。いつまでも同じ形ではいられないな、きっともっとよくできるはず……という課題が見えた、といいますか。その上で言いたいのですが、今日のイベントが終わって。
2月に発売されるアイマスSPが、めちゃめちゃ欲しくなりました。アイマスがやりたくて仕方ない。終わってから、今年の(おそらくあるであろう)ライブがどんな構成になるのか、持ち歌バランス的に961プロの扱いをどうしたらいいんだろうとか、友達と話してたら止まらなくなりました。今までアイドルマスターというコンテンツを追いかけてきて、こんなに期待感が高まったことはないかもしれません。
なぜだろう……と自問して、辿り着いたその感情の原因は、961プロの2人でした。僕は今まで、アイマスは最高のコンテンツだと思ってましたが、反面、そのアイマスに対する高い評価が、伸びしろの評価に対するある種の天井になっていたのだと思います。大げさな言い方をすれば、「こんなに最高のコンテンツが、これ以上最高になるのは限界があるだろう」という感じですね。
ところが、今日のイベントには、色々と課題を感じました。簡潔に言えば、「今井さん・中村さんの親友コンビの完成度があまりにも高すぎて、他の絡みがいまひとつ限定されてしまう」という部分です。今井さんと中村さんがいればイベントのクオリティが保証される上に、上の世代とも下の世代とも仲良くできる今井さんという中盤の司令塔が機能しているので目立たないですが、たとえば“先輩グループ”と“麻男さんハーレム”という感じで、うまく回るトークの組み合わせがちこっと限定されてるな、という印象は前からあったんですよね。中でも先輩に囲まれた961プロの2人が前に出て行くのは、とてもハードルが高いことです。
そしてそれを、一番感じてるのは、最近ラジオで一番先輩の立場になった中村さんだと思うんですね。今日のイベントは全体的に皆さん緊張気味だったように感じたんですが、対決コーナーで今井さんと沼倉さんがPSPで対戦してるとき、中村さんがプレイ中の沼倉さんに何度もちょっかい出しに行ってたんですね。ダークガミPに怒られてましたけど(笑)。ただ、あれって、台本にあるやりとりじゃない感じがするんですよ。その時画面に映し出されていたのはゲーマーミンゴスの側の画面だったので、会場に流れているのは765側の状態だけです。その状況でフリーな立場の中村さんが961の側に行って、プレイ内容にリアクションを取ったり、ちょっかいをかけることで961サイドの反応を引き出したりするのは、会場全体を俯瞰すればちゃんと意味のある行為だと思うんです。そういう、「今日の司会役の今井さんがプレイに集中している間は、自分が間をつながなきゃ」という意識は、ラジオの「P.S.プロデューサー」とかをやってるうちに生まれたものなんじゃないか、と僕には感じられたわけです。妄想ですけどね。
で、ですよ。色々と考えるところはあったんですが、その上で、今日のイベントはとても楽しいものだったんですね。イベント満足度として高いアベレージをキープした上で、改善点が色々と思いつく=さらに高いポテンシャルを秘めている、という実感が、今までにないぐらいの期待度の高さにつながってるのではないかと思います。そして、その期待感の裏打ちになっているもうひとつの要素が、原さん、沼倉さんの歌でのパフォーマンスです。2人バージョンのオーバーマスターが、めっちゃくちゃかっこよかった! リーダーの長谷川さん不在の中での歌披露は緊張もしたと思いますが、非常にクオリティの高いパフォーマンスで、「美希がいない961」ではなく、「貴音と響のオーバーマスター」として成立していました。アイマスSPで961プロが歌うことがどの程度あるのかはまだわかりませんが、961組がエージェント夜を征くを歌ったら、逆におはよう朝ごはんだったら? など、想像が留まることなく広がりました。
アイマスにはまだ目指すべき高みがある。そしてそこに至るコンパスは彼女たちの手にちゃんとある……ということが感じられた意味で、個人的にはとても意義深いイベントでした。こうなると、961組が中心になる来週のイベントが、とても気になりますね。参加されるプロデューサーの皆様、是非感想を聞かせてください。
このイベントを通じて、“アイマスSP以後のアイマス”に関して、いろいろと考えるはありました。いつまでも同じ形ではいられないな、きっともっとよくできるはず……という課題が見えた、といいますか。その上で言いたいのですが、今日のイベントが終わって。
2月に発売されるアイマスSPが、めちゃめちゃ欲しくなりました。アイマスがやりたくて仕方ない。終わってから、今年の(おそらくあるであろう)ライブがどんな構成になるのか、持ち歌バランス的に961プロの扱いをどうしたらいいんだろうとか、友達と話してたら止まらなくなりました。今までアイドルマスターというコンテンツを追いかけてきて、こんなに期待感が高まったことはないかもしれません。
なぜだろう……と自問して、辿り着いたその感情の原因は、961プロの2人でした。僕は今まで、アイマスは最高のコンテンツだと思ってましたが、反面、そのアイマスに対する高い評価が、伸びしろの評価に対するある種の天井になっていたのだと思います。大げさな言い方をすれば、「こんなに最高のコンテンツが、これ以上最高になるのは限界があるだろう」という感じですね。
ところが、今日のイベントには、色々と課題を感じました。簡潔に言えば、「今井さん・中村さんの親友コンビの完成度があまりにも高すぎて、他の絡みがいまひとつ限定されてしまう」という部分です。今井さんと中村さんがいればイベントのクオリティが保証される上に、上の世代とも下の世代とも仲良くできる今井さんという中盤の司令塔が機能しているので目立たないですが、たとえば“先輩グループ”と“麻男さんハーレム”という感じで、うまく回るトークの組み合わせがちこっと限定されてるな、という印象は前からあったんですよね。中でも先輩に囲まれた961プロの2人が前に出て行くのは、とてもハードルが高いことです。
そしてそれを、一番感じてるのは、最近ラジオで一番先輩の立場になった中村さんだと思うんですね。今日のイベントは全体的に皆さん緊張気味だったように感じたんですが、対決コーナーで今井さんと沼倉さんがPSPで対戦してるとき、中村さんがプレイ中の沼倉さんに何度もちょっかい出しに行ってたんですね。ダークガミPに怒られてましたけど(笑)。ただ、あれって、台本にあるやりとりじゃない感じがするんですよ。その時画面に映し出されていたのはゲーマーミンゴスの側の画面だったので、会場に流れているのは765側の状態だけです。その状況でフリーな立場の中村さんが961の側に行って、プレイ内容にリアクションを取ったり、ちょっかいをかけることで961サイドの反応を引き出したりするのは、会場全体を俯瞰すればちゃんと意味のある行為だと思うんです。そういう、「今日の司会役の今井さんがプレイに集中している間は、自分が間をつながなきゃ」という意識は、ラジオの「P.S.プロデューサー」とかをやってるうちに生まれたものなんじゃないか、と僕には感じられたわけです。妄想ですけどね。
で、ですよ。色々と考えるところはあったんですが、その上で、今日のイベントはとても楽しいものだったんですね。イベント満足度として高いアベレージをキープした上で、改善点が色々と思いつく=さらに高いポテンシャルを秘めている、という実感が、今までにないぐらいの期待度の高さにつながってるのではないかと思います。そして、その期待感の裏打ちになっているもうひとつの要素が、原さん、沼倉さんの歌でのパフォーマンスです。2人バージョンのオーバーマスターが、めっちゃくちゃかっこよかった! リーダーの長谷川さん不在の中での歌披露は緊張もしたと思いますが、非常にクオリティの高いパフォーマンスで、「美希がいない961」ではなく、「貴音と響のオーバーマスター」として成立していました。アイマスSPで961プロが歌うことがどの程度あるのかはまだわかりませんが、961組がエージェント夜を征くを歌ったら、逆におはよう朝ごはんだったら? など、想像が留まることなく広がりました。
アイマスにはまだ目指すべき高みがある。そしてそこに至るコンパスは彼女たちの手にちゃんとある……ということが感じられた意味で、個人的にはとても意義深いイベントでした。こうなると、961組が中心になる来週のイベントが、とても気になりますね。参加されるプロデューサーの皆様、是非感想を聞かせてください。
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秋葉原をふらふらと歩いていたら、一瞬で2諭吉消えていた中里です。全くせちがらい世の中です。さて、先日“自分、オーバーマスターしか買ってないです”と書いたのですが、公約通り「Colorful Days」を買いに秋葉原に出かけました。どこで買おうかな……と迷っていたのですが、やはり「このコーナーは961プロが買い取ったの!」でわかってる売り場展開をしていたゲーマーズで買うことにしました。やはりいい売り方をしている店の商品は売れなければ。で、以前は961プロ一色だったゲーマーズですが、2階の売り場は765と961の幟が1本ずつ。コーナー自体も完全に均等になっていました。そしてモニターでは、なんと「Colorful Days」のPVだけをエンドレス再生中! ついつい立ち止まって4回ほどリピートして聞いてしまいました。しかし初週の結果が出た後の? この売り場構成。ゲマの担当者さんもアイマスを大事にしてくれるなぁ……と思うと嬉しくなってしまったので、結局セットで購入してミニ幟ももらいました。そうか、最初から2枚/1枚で買えばよかったんですね。
帰宅後仕事しながらエンドレスで聴きこんでいるんですが、あれ、こんなにかっこよかったっけ? 「Colorful Days」は正統派(ベタな)アイドルポップス、「オーバーマスター」がスタイリッシュなダンスナンバーという漠然としたイメージを抱いてたんですが、何度も聴いてから改めてカラオケで聴くと、「Colorful Days」も十二分に聴き応えのある打ち込みですね。前回「オーバーマスター」の方が“引っかかりがある”と書きましたが、これはサビの印象度の違いなのかな、と思いました。一度聴いただけでは、なかなか曲の全体像を把握することはできないもので、強く残るのはやはりサビ周辺になりがち。そこで強く叩きつけてくる「オーバーマスター」は初聴のインパクトが強いんですね。「Colorful Days」はどちらかというと、サビのインパクトよりも全体の統一感と、ここちよく流れていく一連の音と詩を重視している気がします。「Colorful Days」は、フルコーラスで聴き終わると、ふともう一度聴きたくなってしまう。気がつくと何回もリピートしているような、麻薬的な気持ちよさがあるんですね。そして何よりこういう正統派ポップスに関しては、やっぱり僕は今井さん+中村さんの王道をベースに、下田さんや仁後さんの飛び道具を一枚加えてアクセントがきゅっと効かせたユニット編成がものすごく好きらしいです。聴けば聴くほど好きになる一枚でした。
当たり前ですが、CDを買って、歌詞カードみながらじっくり聴かないと曲の良さはわかりませんね。もうひとつ付け加えるのなら、パシフィコの最高に出来上がった空気で聴いた「オーバーマスター」と、TGSの日常の延長で聴いた「Colorful Days」では、気分的にも音響的にも印象度に違いがあるのは当然です。あと、オバマスに関してはパシフィコ記事に起こす時に何度も聴きなおしてましたしね。好き好き大好きっのYU-SHOWさんも12月17日の日記で指摘していましたが、「Colorful Days」ラストのイメージカラーラッシュの中に「フレッシュグリーン」が入っているのには、グッとくるものがありました。
YU-SHOWさんは「オーバーマスター」の攻撃性がちょっとしっくり来ない部分もあったようですが、普通の女の子がステージで見せるアイドルとしての顔、逆にアイドルがプロデューサーの前で見せる女の子の顔、純粋さと「THE IDOLM@STER」「私はアイドル」などの楽曲で見せるはっちゃけたしたたかさ……などの二面性、カラフルさはアイマスの魅力を構成する大きな要素なのではないかと思います。ので、「オーバーマスター」がスタイリッシュであるほど、「KisS」がエロいほど、「聖なる夜に」の透明さ・愛らしさが際立つのだと思います。だから「どっちが等身大(本当)」ではなくて、どっちも961プロなんだと思います。うん。
そして今度は961を聴きなおしてるんですが……やっぱりかっこいいよ! 聞き比べるとそれぞれの良さがあるし、「Colorful Days」と「オーバーマスター」どっちがいいかな……と考えていると、うっかり「サイレントナイト」がすごく気になってきたりして。この系列の聴かせる曲調で、千早の巧さに対して、同等以上の存在感を発揮している春香の成長とやよいのかわいさ。その後の彼女たちの中にもyou-iの積み重ねは生きているのだな、と。
帰宅後仕事しながらエンドレスで聴きこんでいるんですが、あれ、こんなにかっこよかったっけ? 「Colorful Days」は正統派(ベタな)アイドルポップス、「オーバーマスター」がスタイリッシュなダンスナンバーという漠然としたイメージを抱いてたんですが、何度も聴いてから改めてカラオケで聴くと、「Colorful Days」も十二分に聴き応えのある打ち込みですね。前回「オーバーマスター」の方が“引っかかりがある”と書きましたが、これはサビの印象度の違いなのかな、と思いました。一度聴いただけでは、なかなか曲の全体像を把握することはできないもので、強く残るのはやはりサビ周辺になりがち。そこで強く叩きつけてくる「オーバーマスター」は初聴のインパクトが強いんですね。「Colorful Days」はどちらかというと、サビのインパクトよりも全体の統一感と、ここちよく流れていく一連の音と詩を重視している気がします。「Colorful Days」は、フルコーラスで聴き終わると、ふともう一度聴きたくなってしまう。気がつくと何回もリピートしているような、麻薬的な気持ちよさがあるんですね。そして何よりこういう正統派ポップスに関しては、やっぱり僕は今井さん+中村さんの王道をベースに、下田さんや仁後さんの飛び道具を一枚加えてアクセントがきゅっと効かせたユニット編成がものすごく好きらしいです。聴けば聴くほど好きになる一枚でした。
当たり前ですが、CDを買って、歌詞カードみながらじっくり聴かないと曲の良さはわかりませんね。もうひとつ付け加えるのなら、パシフィコの最高に出来上がった空気で聴いた「オーバーマスター」と、TGSの日常の延長で聴いた「Colorful Days」では、気分的にも音響的にも印象度に違いがあるのは当然です。あと、オバマスに関してはパシフィコ記事に起こす時に何度も聴きなおしてましたしね。好き好き大好きっのYU-SHOWさんも12月17日の日記で指摘していましたが、「Colorful Days」ラストのイメージカラーラッシュの中に「フレッシュグリーン」が入っているのには、グッとくるものがありました。
YU-SHOWさんは「オーバーマスター」の攻撃性がちょっとしっくり来ない部分もあったようですが、普通の女の子がステージで見せるアイドルとしての顔、逆にアイドルがプロデューサーの前で見せる女の子の顔、純粋さと「THE IDOLM@STER」「私はアイドル」などの楽曲で見せるはっちゃけたしたたかさ……などの二面性、カラフルさはアイマスの魅力を構成する大きな要素なのではないかと思います。ので、「オーバーマスター」がスタイリッシュであるほど、「KisS」がエロいほど、「聖なる夜に」の透明さ・愛らしさが際立つのだと思います。だから「どっちが等身大(本当)」ではなくて、どっちも961プロなんだと思います。うん。
そして今度は961を聴きなおしてるんですが……やっぱりかっこいいよ! 聞き比べるとそれぞれの良さがあるし、「Colorful Days」と「オーバーマスター」どっちがいいかな……と考えていると、うっかり「サイレントナイト」がすごく気になってきたりして。この系列の聴かせる曲調で、千早の巧さに対して、同等以上の存在感を発揮している春香の成長とやよいのかわいさ。その後の彼女たちの中にもyou-iの積み重ねは生きているのだな、と。
来年の『アイドルマスターSP』を控え、12月10日に発売された765プロ「Colorful Days」と961プロ「オーバーマスター」。楽曲の面でもいかにもアイドルらしい765プロと、スタイリッシュな961プロの第1ラウンド、12・10CD同発対決の結果は……。
2008/12/22付
シングル
*11 *** *11,644 *11,644 *1 オーバーマスター 星井美希(長谷川明子),我那覇響(沼倉愛美),四条貴音(原由実)
*12 *** *11,445 *11,445 *1 Colorful Days 天海春香(中村繪里子),如月千早(今井麻美),双海亜美(下田麻美),高槻やよい(仁後真耶子)
と、本当に僅差ながら961プロの3人が勝利を収めました。コロムビアの担当さんも読めないと言っていた2枚ですが、この結果、いかだだったでしょうか。予想通りか、それとも番狂わせか。
個人的には、楽曲を選定したバンナム側としては、ニヤリという結果だったのではないかと思います。「大資本力の961プロが宣伝攻勢をかけ、危うし765プロ」という設定のアングルが仕掛けられていたのは、TGS配布の号外を見ても分かりますし、それののっかったゲーマーズも「この売り場は961プロが買い取ったの!」的なプロモーションを展開していました。
この「961プロの大攻勢」というアングルですが、なかなかに匙加減が難しい。ゲーム中の設定がどうあれ、やはり長い間アイマスガールズとして歴史を積み上げてきた4人と、961プロの長谷川さん+新人コンビという組み合わせでは、基礎票では765プロに軍配が上がります。しかし、「危うし765プロ!」で煽ったにも関わらず、765プロが危なげなく完勝では、ストーリーラインとしてぼやけてしまいます。
そこでバランスを取ったのが楽曲なのではないかと。僕はオールスターライブで「オーバーマスター」を聞いた時、メロディラインがほぼ頭に入りましたが、「Colorful Days」をTGSで聞いた時は、そこまでのひっかかりはありませんでした。どちらが好きかは人それぞれだと思うのですが、どちらが売れ線か、数字が狙えるか…という意味では、「オーバーマスター」に軍配が上がると思うのです。これはほんと感覚的な問題で、たとえば「太陽のジェラシー」よりは「GO MY WAY」が売れ線だなー、みたいな。“勝負曲としてのキャッチーさ”と言いましょうか。しかしもちろん、961が圧勝してしまっても困るわけで。そのあたり諸々織り込んだ上で、199枚差で961プロが勝ちというのは、絶妙なラインだったと思うのです。
しかし、実際にファンがどう動くかは、バンナム、コロムビア共に未知数だったはず。こうして現実の売り上げをストーリーに組み込んだ仕掛けがピタリとハマるのも、アイマスの小さな奇跡のひとつなのかもしれません。あとは、オリコン8位、9位ランクインぐらいだと言う事なかったのですが(笑)、これは同日発売で若干割れたことを考えるとやむなしでしょうか。
ちなみに僕は…すいません、実は集計期間には、「オーバーマスター」しか買ってません。だって、961が勝った方がプロレス的には絶対面白いんですもの! 結果が出たので、明日「Colorful Days」も買ってくるのでご容赦ください。
SP発売を前に、961の巨大資本と新星たちに追い詰められた765プロ。そこから巻き返す765プロのアイドルたちをプロデュースするのは、PSPを手にした我々プロデューサーなのです。
------------------
アニメージュ1月号
今月もNETのコラム欄で書いてます。ファンサブと公式によるアニメ海外配信について。
『ヱヴァ』が『電脳コイル』が『コードギアス』が、初音ミクに坂本真綾さんも!今年を彩った話題の作品・パーソンが語った!第13回アニメーション神戸授賞式レポート
すっごい遅くなったのは今回は単純に僕が遅かったからです。長いんだもん。タイトルがすんごい長いのは編集さんですw
2008/12/22付
シングル
*11 *** *11,644 *11,644 *1 オーバーマスター 星井美希(長谷川明子),我那覇響(沼倉愛美),四条貴音(原由実)
*12 *** *11,445 *11,445 *1 Colorful Days 天海春香(中村繪里子),如月千早(今井麻美),双海亜美(下田麻美),高槻やよい(仁後真耶子)
と、本当に僅差ながら961プロの3人が勝利を収めました。コロムビアの担当さんも読めないと言っていた2枚ですが、この結果、いかだだったでしょうか。予想通りか、それとも番狂わせか。
個人的には、楽曲を選定したバンナム側としては、ニヤリという結果だったのではないかと思います。「大資本力の961プロが宣伝攻勢をかけ、危うし765プロ」という設定のアングルが仕掛けられていたのは、TGS配布の号外を見ても分かりますし、それののっかったゲーマーズも「この売り場は961プロが買い取ったの!」的なプロモーションを展開していました。
この「961プロの大攻勢」というアングルですが、なかなかに匙加減が難しい。ゲーム中の設定がどうあれ、やはり長い間アイマスガールズとして歴史を積み上げてきた4人と、961プロの長谷川さん+新人コンビという組み合わせでは、基礎票では765プロに軍配が上がります。しかし、「危うし765プロ!」で煽ったにも関わらず、765プロが危なげなく完勝では、ストーリーラインとしてぼやけてしまいます。
そこでバランスを取ったのが楽曲なのではないかと。僕はオールスターライブで「オーバーマスター」を聞いた時、メロディラインがほぼ頭に入りましたが、「Colorful Days」をTGSで聞いた時は、そこまでのひっかかりはありませんでした。どちらが好きかは人それぞれだと思うのですが、どちらが売れ線か、数字が狙えるか…という意味では、「オーバーマスター」に軍配が上がると思うのです。これはほんと感覚的な問題で、たとえば「太陽のジェラシー」よりは「GO MY WAY」が売れ線だなー、みたいな。“勝負曲としてのキャッチーさ”と言いましょうか。しかしもちろん、961が圧勝してしまっても困るわけで。そのあたり諸々織り込んだ上で、199枚差で961プロが勝ちというのは、絶妙なラインだったと思うのです。
しかし、実際にファンがどう動くかは、バンナム、コロムビア共に未知数だったはず。こうして現実の売り上げをストーリーに組み込んだ仕掛けがピタリとハマるのも、アイマスの小さな奇跡のひとつなのかもしれません。あとは、オリコン8位、9位ランクインぐらいだと言う事なかったのですが(笑)、これは同日発売で若干割れたことを考えるとやむなしでしょうか。
ちなみに僕は…すいません、実は集計期間には、「オーバーマスター」しか買ってません。だって、961が勝った方がプロレス的には絶対面白いんですもの! 結果が出たので、明日「Colorful Days」も買ってくるのでご容赦ください。
SP発売を前に、961の巨大資本と新星たちに追い詰められた765プロ。そこから巻き返す765プロのアイドルたちをプロデュースするのは、PSPを手にした我々プロデューサーなのです。
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アニメージュ1月号
今月もNETのコラム欄で書いてます。ファンサブと公式によるアニメ海外配信について。
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