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2025/04/21 04:22 |
もうひとつのrelations
 アイマス関係の楽曲とかを色々聴きながら移動中、なーんとなく上野のまんがの森に、面白い新刊はないかと立ち寄りまして。その時流れてた曲は「relations」。「じゃあねなんて言わないでまたねって言って。そうだよなyou-iもそうだよな」なんてキモいことを考えてたら、新刊台から目に飛び込んできたのが『アイドルマスターrelations』第2巻!! このタイミングはマジパネェ!@えりりん という感じだったので、もちろん購入してきました。や、どんなタイミングでも買うんですが。

 第1巻では765プロに現れた新星・美希が、プロデューサーとの出会い、雪歩・伊織とのユニット、アイドル神クラスの才能を老人ホーム慰問に費やす佐野美心らとの出会いをきっかけに成長していく姿が描かれました。完結となる第2巻では、すれ違いから孤高の歌姫となった千早と、“765プロやプロデューサーと出会わなかったアイドルたち”のひとつの形である魔王エンジェルが大きくフィーチャーされています。

 物語の設定や構造については以前にも書いたんですが、読み終えた感想としては、実に映画的な作品だな、と。2巻というボリュームは、この作品のクオリティからするとあまりにもったいなく、もっと続けてほしい……のは山々なんですが、それだけに遊びなくぎゅっと濃縮した感じがあるなと。ちょうど、2クールのアニメを劇場版に落とし込んだような濃度と充実ぶりです。演出的にも、美希や伊織たちから魔王エンジェルサイド、千早サイドといった別ユニットにカメラを振るタイミングが巧みで、重層的に物語が進行していきます。様々なアイドルたちの生き様を描くという意味で、『アイドルマスターrelations』は如月千早の物語であり、東郷寺麗華の物語であります。そしてそれが、同時に対置される美希・伊織の物語にも奥行きを与えているのです。

 そして「線」としての物語とは別に、「点」である個々のシーン描写が本当にかっこよいのですよ。物語の終盤、東郷寺麗華のヒールターンの瞬間の回想から、アイドルマスターGP発表会でのプロデューサーの逆転の一手に至る流れは圧巻ですし、第13話・relations前編で、千早の元に走るプロデューサーにかぶせる社長の言葉とか本当に熱いです。抱かれたい。ラストに至る流れを含め、非常によくできた作品なので、アイマスファンはぜひ読んでほしいです。

 あと、ちょっと同人的な遊びとして、アケマスからアニマスに至るまで、色々なところからの小ネタやパロディが散りばめられているのも魅力です。特にアケ版の凶悪NPC・レッドショルダーと「I Want」のはるかっかを絡めてくるセンスには脱帽しました。あのレッドショルダーは最強バージョンじゃなくて、ボーカルマスターでボーカル鬼叩きしてボーダーを跳ね上げてくる荒らしモードですね。巻末コミックでグレパ取材の様子が描かれていて、なるほどそのあたりがフィードバックされたのかな、と納得しました。

 個人的にはアイマス系作品で一番アニメ化に向いてると思うんですけどね…唯一の問題は魔王エンジェル。ドラマCD版の今野宏美さん、茅原実里さん、阿澄佳奈さんのユニットでガチ歌唱したら、小細工の必要がない完全実力派なことですね(笑)。ここにアイドル神佐野美心として入るなら水樹奈々さんぐらいしか思いつかないのですが、カルテット版魔王エンジェルの曲とかも聞いてみたいですナー。…と、脱線しましたが、『アイドルマスターrelations』、未読の方は1巻・2巻とあわせてお勧めしますので、ぜひどうぞ。
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2008/10/01 12:54 | Comments(1) | TrackBack() | アイドルマスター
さよならだけど さよならじゃない。
 webラジオ『アイドルマスターRadio For You!』最後の公開録音イベント「Radio For 結(you-i)」が、昨日、2回公演とも無事終了しました。ラジましょの初代パーソナリティだったゆりしーが、「立つ鳥後をニゴさず、ということで、立つ鳥後をニゴさず、です」と、サプライズで後任パーソナリティの仁後真耶子さんを呼び込んだのが、2006年10月10日の曳船公開録音。あれから2年、今井さん、中村さん、仁後さんの3人が、Engage!として、you-iとして活動したユニットは、一旦ピリオドとなりました。

 昨日のイベントでは、ステージ上の3人も、集まったプロデューサーたちも、泣きながら笑っていました。端っこにいた取材ライターもそんな感じでした。まさかR4Uの公開録音が、アイマスの歴史でも一二を争うような感動のステージになるとは、誰が予想したでしょうか。

 しかし一夜開けて残っているのは、喪失感よりもむしろ、じんわりとした余韻です。Last Aice5の時にも感じたことですが、メンバー自身が愛し、多くのファンに愛され、惜しまれながらピリオドを打つ。そんな恵まれた幕引きを、きっちりできるユニットは本当に限られています。今週から、毎週ネットにつないでもyou-iがいないというのは、寂しいことではあります。ですが、『アイドルマスター』は今後も続いていきますし、3人の共演はこれからもあるでしょう。3人が得がたい親友同士であることも変わりません。R4Uの更新がない寂しさと同じくらい、中村さんと長谷川さんの新番組への期待がありますし、ね。ピリオドを打った先の風景が見られるからこそ、you-iというユニットに対して、前向きにありがとう、そしておつかれさま、と言えるのだと思います。

 アイマスのラジオ、ラジましょとアイマスレディオが始まったのは、2006年4月頃でした。ラジましょが仁後さんに引き継がれたのが、2006年10月。思えば、当時の僕は、ある意味非常に無知でした。アイマスレディオが始まるときの感想は、“今井さんとたかはしさんって接点なさそうだけど、真面目な今井さんとどんとこい2006なたかはしさんが噛み合うのかな”とか、とんでもなく的外れなことを考えていましたし。仁後さんの加入時は、“あの今井中村のゴールデンコンビの間で、おとなしい仁後さんが入ってちゃんと喋れるのかな”とか、今となっては笑い話ですが、本当に思っていたのですよ、ええ。

 最近の番組の様子を知る人からすれば、本当に笑われる話だと思うんですが。ですが、昨日舞台で、涙を流しながら笑っていた3人の姿は、番組を始めた頃の3人にとっても、知らない自分だったと思うのです。この2年間、番組やアイマス関連のイベントを追いかけるのは、常に小さな発見の繰り返しでした。特に顕著だったのが仁後さんで、彼女が実はわたあめばちであったり、誰よりもダンスで努力していたり、腕相撲が強かったり、華麗に脱線をぶったぎって番組を進行するトーク奉行だったり……なんて、誰も予想してなかったはずです。つーか昨日も思いましたが、ノースリーブだと仁後さんの肩とか腕って本当にかっこいいのですよ。強そうとかじゃなくて綺麗。

 そうした小さな発見の繰り返しの末に、昨日のイベントがあって。会場で泣いてた人たちは、you-iとの別れが悲しくて泣いてたんでしょうか。もちろん、そうした気持ち、寂寥感が無かったとはいいません。ですが、それ以上にステージ上のyou-iの3人の間にあった、そして、3人と客席の間にも確かにつながっていた絆の暖かさ、尊さ。彼女たちの表情や手紙の朗読から、中村さん、今井さん、仁後さんが、会場はもちろん、会場には来ていないすべてのファンを含めた“you-i”という場所をどれほど大切に思っているかが伝わってきたからこそ、目から水が出たんだと思うんです。会場に来れなかった多くの人は、ぜひ当日の模様を収録したDJCDSPを聞いてください。きっと、伝わると思います。僕も微力ながら、当日の感動の幾らかでも切り取って記事にしたいと思いますので、ちょっとばかりお待ち下さい。

 最後にもっかい、you-iの皆さん、2年間本当におつかれさまでした。でもって本当に、ありがとうございました。

2008/09/29 22:38 | Comments(1) | TrackBack() | アイドルマスター
とあるアイマス記者の備忘録。
今日はイベントだから寝なきゃいけない。でもなんだかテンション上がって眠れない。そんな日はありませんか? 僕はあります。今です。

こういう時は単純作業をするに限ります。最近、昔書いたアイマス関係記事について偶然複数の方から聞かれたのですが、実はかつての僕のホームというべきゲーム情報サイトegは閉鎖してしまってたので、web上からはデリートされてしまっているのです。まさにググッても仕方ない状態です。しかしそれもさびしい話。

「自分の書いた記事、一番知ってるのは誰っスか?」
「自分しかないっしょ!」
「自分でサルベージしなきゃ、ダメっしょー!」

というわけで、ネットの片隅にこびりついていた残滓から、記事の痕跡を集めてみました。eg時代のものは、画像ほとんどデッドリンクですが、なんとなく雰囲気だけでも。とあるおろかなプロデューサー記者の足跡として御笑覧ください。

2006.01
夢はドームへ? ステージと会場がひとつになった『アイドルマスター』シークレットライブレポート(eg・キャッシュリンク)

2006.04
トークにクイズにサイン会、盛り沢山の内容の『アイドルマスター』イベントinアブレイズ行徳(eg・キャッシュリンク)

2006.07
大ボリュームで紹介! 9人全員での新たなる伝説! “THE IDOLM@STER 1st ANNIVERSARY LIVE”レポート(eg・キャッシュリンク)

2006.09
【TGS2006】バンダイナムコブースその4 Xbox360版『アイドルマスター』を徹底チェック!(goo)

【TGS2006】バンダイナムコブースその8 美希役長谷川明子さん初登場! 新曲“Relation”を披露した『アイドルマスター』ステージ(goo)

2006.10
卒業の落合さんから仁後さんに「ハイ、ターッチ!!」 アイドルマスター“ラジオdeアイマSHOW!”公開録音レポート(eg・キャッシュリンク)

2006.11
バスローブ姿は史上初? トークや握手会でジューシーに盛り上がった「THE IDOLM@STER RADIO」シークレットイベント(eg・キャッシュリンク)

2006.12
3人揃ってオリコン歌手!? 『アイドルマスター』新曲「私はアイドル」発売記念イベント(eg・waybackmachineエンコード日本語にしてね)

2007.01
小野田Dは「ポジティブ!」の……? Xbox 360『アイドルマスター』発売直前インタビュー( 前編) (eg・waybackmachineエンコード日本語にしてね)

2007.02
『アイドルマスター』の今井麻美さんと中村繪里子さんがイベントを開催! “A.I.E.N EVENT~バレンタイン感謝祭~”レポート(eg・キャッシュリンク)

2007.03
ワンフェスですよ、ワンフェス! 「THE IDOLM@STER RADIO」第2回公開録音(eg・waybackmachineエンコード日本語にしてね)

2007.04
小鳥さんが歌うサプライズ も!! “THE IDOLM@STER ALL STAR LIVE 2007”徹底レポート(eg・waybackmachineエンコード日本語にしてね)

2007.11
舞台は新たなステージへ!「THE IDOLM@STER GREAT PARTY@TOKYO」(web Newtype)

大阪の夜はジューシーかつポーリーに更けて。「Go to the NEXTSTAGE!! THE IDOLM@STER GREAT PARTY」をとことんレポート!(animate.tv)

2008.01
コミケに2人の天使が舞い降りた―― 30日のクリプトンブースに藤田咲さん&下田麻美さんが登場でトークショー大開催!「今度はデュエットができます!!」 (animate.tv)

2008.02
新曲「shiny smile」「バレンタイン」のライブ披露も!『アイドルマスター ライブフォーユー!』製作発表会が開催だ! (animate.tv)

2008.04
嵐を呼ぶ結納式!仲人コンビも登場の『アイドルマスター Radio For You!』公録イベント“結納~you-i know~”が、吉祥寺・前進座劇場で開催!(animate.tv)

2008.09
『Xenepic Online』NPCエブリー役・下田麻美さんにインタビュー[gpara.com]

【コミケ74】長谷川明子さん、今井麻美さんが「RADiOティンクル☆くるせいだーす」をジャック!? 生ドラマや水霧けいとさんのライブもあった『ティンクル☆くるせいだーす』トーク&ライブイベント[animate.tv]

美希が移籍!?串田アキラ氏が吼えた!ついに3周年だ!『アイドルマスター』3周年記念“Go to the NEW STAGE! THE IDOLM@STER 3rd ANNIVERSARY LIVE”完全レポート!(前編) (animate.tv)

美希が移籍!?串田アキラ氏が吼えた!ついに3周年だ!『アイドルマスター』3周年記念“Go to the NEW STAGE! THE IDOLM@STER 3rd ANNIVERSARY LIVE”完全レポート!(後編)(animate.tv)

こんな感じでした。現在チェック待ちの記事が何本かあるので、そのうち続く予定です。
実はこれ以外にも拾いきれてない記事や、yahooでやった360版アイマスの特集記事とか、雑誌媒体のイベントレポートとかも色々あるのですが、きりがないのとそろそろ眠くなったので、『ソルフェージュ』イベントに備えて寝たいと思います。押忍。

2008/09/20 06:44 | Comments(0) | TrackBack() | アイドルマスター

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