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2025/04/21 05:46 |
ランクをひたすら上げる前にコミュも楽しもう、的な?@ニコマス補足
昨日の記事に関して、“アーケードから入ったプロデューサーとニコニコから入ったプロデューサー”という対立軸に取られそうな気配があっちゃったりするので、もう少し書いてみます。

まず立場の表明をさせてもらうと、僕は一応“アイマスの現在の躍進にはニコニコ動画の影響は少なからずある。さんきゅーニコニコ”派の人なので、アンチニコニコと思われると困ってしまうのです。美希のコミュさらしや、とかちをきっかけにアイマスに興味を持った人はとても多い…というか、比率的にはニコニコでアイマスを知って、箱○版から入った、という層が、おそらく多数派なのではないでしょうか? なので、ニコマスから入った組を否定するってのは、現在のアイマスを否定するに等しい行為。アケマスだけでは、現状は望むべくもなかったのですから。つい最近、アイマス史におけるニコニコの果たした意味合いは大きいと明言した気がするんだけどな…と思ったら、web上じゃありませんでした(笑)。

今月発売されたアニメージュのnetコラムページに、ひっそりと「動画サイトが入口の“扉”として果たす役割」というタイトルで、アニサマにかこつけて強引にアイマスの話もちょろっと書いてるので、お暇な方は見てください。表紙のエロいC.C.が目印です。…はい、宣伝ですが何か!

ではどこが肝かといいますと、「今後も、ニコニコ動画で大きなインパクトを起こし、貪欲に浮動層を増やしていくことがアイマスに必要か、望ましいか?」という部分での、否、という意見の表明なのです。

現状のファン層って、一定の範囲でかなりいいバランスだと思うんです。僕はマスターアーティストシリーズの売り上げが、平均して9000~10000枚で推移してることを指標の一つにしてるんですが、こういう関連商品やライブ・イベントにも積極的に参加する層ってのが、アニメにおけるDVD購入層に該当する層だと考えてます。このコアを中心に、バームクーヘンのように新しい層が増えていってムーブメントを構成してるのが現状だと思います。で、正直この「ニコニコを入り口に新規を開拓するフェイズ」は、一旦一段落してもいい時期だと思うんです。

急速に膨らんだバブルというのは、往々にして弾けて消えます。さらにネタ動画で一発あてて、今度は武道館を目指すのか? …その前に今は、“動画や同人、ライブを通して、アイマスに興味を持った人に、いかにゲームとしてのアイマスに触れてもらうか”だと思うのです。Xbox 360の値下げや、PSP版のリリースで、その準備は整いつつあります。2年半で、アイマスライブの参加者は10倍近くに膨れ上がっています。新規開拓の前に、まず地ならしをしようじゃないか、ということですね。少なくとも僕はプロデューサーとしてアイマスを愛している方に関して、出自をどうこうする気はありません。ただ、できれば動画や同人という二次コンテンツを受け取るだけでなく、ゲームに触れて欲しいと思っています。

僕はコンテンツそのものやユーザー、中の人に対してはかなりドリーミーかつ思い入れ過剰なんですが、商業的な数字に関してはかなりドライというか、カネカネ言ってるように見えて感じ悪いかもしれませんね。でも、どっかで売り上げだしていかないと、どんなに大好きなコンテンツでも継続はできないんですもの。コンテンツが継続していて、お金を落とせて、それが新しい商品として還元されるってサイクルが成立しているのは本当に幸せなことなんですよ、という昭和のオタク的発想を書いて締めさせて頂きます。
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2008/09/17 07:06 | Comments(7) | TrackBack() | アイドルマスター
リアルアイマスはランクSを目指すべき?
さらしるさんのところで、はてなの「東方ボカロアイマスでニコニコ動画御三家?冗談だろ?」というエントリーを見ました。なるほど、ニコニコ動画に肩まで浸かってる方の見方(のひとつ)はこういう感じなんですね。

ただ、なんなんでしょ。アイマスを好きな人にとって、ニコニコ動画ってそこまでプライオリティが高いんでしょうか? 僕個人の場合、アイマスに関してニコニコに期待することといえば、まず「THE IDOLM@STER RADIO」を毎週水曜日(たまに月曜日)に配信してくれること。そして新しいDLCの配信日に撮影がうまい人の動画を見に行って、あとは知り合いが面白い動画にリンクを張っていたら見に行くぐらいで。あったら楽しいけど、無くてはならないものではないんですよね。

僕は、ニコニコ動画は、“入り口”であると考えています。ニコニコは単体では、一部の例外を除いては、コンテンツに対してそれほど大きな収益をもたらすわけではありません。動画で興味を持った人の中から、コンテンツに対してお金を落とす人を囲い込めるかが重要なわけです。その意味で、かつてニコニコのメインコンテンツだったアニメ等のコンテンツホルダーは、ユーザー主導による動画の無断配信にNOの解答を出しました。無制限なフリーライドのデメリットが、宣伝効果のメリットより大きいと判断したわけです。ではアイマスはなぜ黙認されているかといえば、ニコニコや同人等の媒体で宣伝されるのは「キャラクターコンテンツの魅力」であり、それとは別にゲーム本体、DLC、アイドラなどの商材があるからです。そこが配信されている映像そのものが商材のアニメとの最大の違いです。

東方ボカロアイマスが仮に御三家だとして、それは閲覧数が多いからでしょうか? もちろんその意味もあるでしょうが、メジャーなコンテンツの中で、ユーザーの創作コンテンツのアップロードに「NO」を現在まで言っていない数少ない代表がその3つだった、と僕は理解しています。今のニコニコのアキレス腱であるコンテンツの多様性の狭まりを考えると、東方ボカロTUEEEE、とか言ってる場合じゃない気もするのですが。

●コンテンツとしての適性ユーザー数
コンテンツが最終的に目指す目的は、たくさんの人に見られること(テレビなら視聴率、ニコニコなら閲覧数)でしょうか? それは、あくまで過程であり、最終的にコンテンツを支えるのは商材の売り上げです。深夜アニメの場合はそれが特に顕著で、視聴率が高かろうが低かろうが、評価されるのはDVDの売り上げです。ゴールデンタイムを中心としたコアタイムは、その数字自体がスポンサーに対する商材になるから視聴率が重要なんですね。

ニコニコの閲覧数も、ニコニコ動画の外から見た場合、その数字が持つ意味を考える必要があります。アイマスの場合、閲覧数100の動画より、1000の方がいいでしょう。1000よりは10000、10000よりは100000……頷けるのはこれぐらいまでかな。「閲覧数100000よりも1000000が望ましい」とは、僕は考えません。そこで考えたいのが、コンテンツとしての適性ユーザー数です。閲覧数数十万といった動画は、そのジャンルのファンだけでは達成できません。多くのネット上の浮動層を取り込む必要があるんですね。

で、アイマスは今後も浮動層を無制限に取り込んで拡大を目指すべきなのか。これに僕はNOと言いたいんです。動画を経由して入ってくるファンは、比率的に旬の流行に過敏な浮動層、そして若年層が多いと考えられます。そうした層がエンドレスに流入してどんどんファン層が拡大していくのは、メリットばかりではないはずです。実際に、すでにパシフィコ横浜ですら難民が発生する状況が発生しています。コアユーザーが非常に強く、お金をまとめて落とすアイマスの場合、浮動層が一時的に大量に流れ込んだ結果、旧来のコアユーザーがライブを見られないといった事態はマイナスにすら作用しうるのです。コンテンツと、イベントや中の人との結びつきが強いのが、VOCALOIDや東方との大きな違いだと思います。

一旦ついた浮動層がどんどんアイマスファンとして定着していくのならよいかもしれませんが、浮動層というのは、その時々のコンテンツに食いつくから浮動層なのです。卑近な例で申し訳ありませんが、僕の行きつけの秋葉原のとんかつ屋が、ネットで大きく紹介されてから一見客が殺到、お店の方が「常連さんが入れなくて申し訳ない」とこぼしていたことがありました。店からすれば、常連が飛んだ後に一見客が引いたら商売上がったりなわけです。その店のキャパシティを越える来客は、長い目で見ると必ずしもプラスではない、こともあるんですね。制作側、中の人とファンが一体になって盛り上げているアイマスのようなコンテンツの場合、現在の距離感をキープできるファン数にはおのずと上限があるような気がします。

もちろん、新規ファンは必要だとは思います。興味を持ってくれる人が増えるのは、嬉しいことですし。ただ、「ニコニコで布教活動をしないと文化としてのアイマスは廃れる!」という意見には、ニコニコだけが世界のすべてではないからなあ、と首を傾げてしまうのです。このあたりは、ニコニコを経由せずアイマスに触れて、中の人に強く思い入れを持っているPのスタンスなのかもしれません。ニコニコから入った、あるいは現役ヘビーニコニコユーザーなプロデューサーがどう感じるのか、気になるところです。

おまけ ニコニコでメインストリームになりすぎると、消費されて陳腐化するサイクルが急激に加速する問題もあると思うのですが、話が大きくなりすぎるので今回は書きません。

2008/09/16 21:07 | Comments(10) | TrackBack() | アイドルマスター
はらみー侮りがたし@THE IDOLM@STER RADIO#127
ニコニコアニメチャンネルでアイマスレディオを数回分続けて聴いていると、最後に残る印象は「やばいSTRIKE WITCHES名曲過ぎる」だったりする中里です。

昨夜のアイマスレディオ、961プロから沼倉愛美さん、原由実さんが初登場ということでがんばって聴いていたのですが、とても初々しくてよいですね。長谷川さんが初登場した2006年のTGSでは、Xbox 360版の初試遊と同日に長谷川さんのお披露目イベントがあったので、ある意味タイムラグはなかったのですが(あの時点ですでにおにぎり発言がありました)、961ニューカマー組は3周年ライブから1ヶ月強引っ張っての初お披露目だけに、聞く側としても「待望の!」て感じがありますね。

昨夜の放送で更新されたプロフィール情報をまとめると、

沼倉愛美さん(我那覇響役)
神奈川出身で、果物が大好き。モモとかメロン、イチゴが特に好き。自分でイチゴを育てていて、毎年実らせている。収録日はスイカを食べてきた。オーディションでは森口博子のエターナルウィンドを披露。原さんから見ると、すっごく落ち着いていてなんでもできるから憧れ。本人希望の愛称は、「ぬーぬー」。

原由実さん(四条貴音役)
大阪出身。大の阪神ファンで携帯でいつも試合結果をチェックしている。家族も前からIM@S RADIOを聴いていて、今回は録音しているとのこと。好きな食べ物はラーメンで、去年の4月に上京してきてからは、一人暮らしをしながら慣れない自炊に奮闘している。オーディションではマイリトルラバーのDestinyを披露。パシフィコでの舞台に関しては、最終通し稽古では声が震えるほど緊張したけど、本番では両親が芸能で有名な神社のお守りを買ってきてくれて、それを握っていたら緊張せずにすんだ。原さんがよく机の上の物を落とすことを、沼倉さんは「原かす(やらかす)」と呼称、キング辞書にも登録済み。961コンビの2人で一緒に食事をしていると、時々顔に食べ物がついていて、それを年下だけどお姉さんの沼倉さんがとってくれる。本人希望の愛称は、「はらみー」。

という感じ。原さんの情報多! こうして見ると、原さんのキャラの立ちっぷりというか、短い番組時間の枠の中で、原由実というキャラクターを覚えてもらうためにアピールすべきことがよく整理できているのに感心しますね。「原さんが沼倉さんの紹介をする」という課題の解答が、「2人で食事してたら私、なんか時々顔に食べ物とかついてたりして、それを「ついてるよ」て優しくとってくれるんです。お姉さんみたいです」ですから。さりげなく自分の天然キャラをアピールしつつ沼倉さんのお姉さん属性も紹介。天然イメージが先行してますが、原さん意外とデキる子じゃないかって気がするのですが(笑)。沼倉さんはまだテンパって言葉を選んでる感じで、ほんとに初々しいですね。TGS2006あたり、今井さんと中村さんに挟まれて「はいっはいっ」て感じだった頃の長谷川さんをちょっと思い出しました。ほんと、なかなかいいコンビなんじゃないかと思います。

個人的には沼倉さんはライブ中と、事務所でプライベートの落差で既に相当ときめいてるので、今回の放送で原さんのキャラクターのおいしさが加速して、バランスよく興味がもてた感じです。なんせ今井さんをして初対面の印象が「中村さんっぽい」と直感させた逸材ですからね<原さん

こうなると俄然、961プロが揃って登場するのが楽しみになりました。年明けあたりに石丸電気で「オーバーマスター」発売記念イベントとかやってくれると、嬉しいのですが。いやいや、その前にTGSでステージを? と、期待が高まりますね。

新情報といえば、今週の放送冒頭、キャラクターで話していた貴音と響も気になりました。特に響。第一声が「自分、我那覇響!」で、しばらくあとの台詞が「どうしたんだ、貴音、もしかしておなかすいたのか? ポケットに入ってたハムスターの餌たべるか?」ですから。沖縄というより、さらに南の島から来た島長の孫娘系キャラクターの予感です。ライブでの沼倉さんの大人っぽい風貌から予想していたよりは、かなり少年っぽい発声のようなので、いよいよ真のライバルか、って感じですね。

最後に、今更ですが昨日、プリキュアライブのついでに中野のプラボを巡回してきたのですが。

はらみーぬーぬー

沼倉さんのサインはなんでこんなにすみっこに。ディレ1さんのサインよりさらに遠慮がちな沼倉さんでした。

2008/09/08 23:26 | Comments(0) | TrackBack() | アイドルマスター

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