東京ゲームショー一般公開日2日目。前日の「アイマスSP180分待ち」に跳ね返された屈辱にリベンジするべく、午前中はアイマスに捧げるつもりで臨みました。開場と同時に光の速さで歩いてバンダイナムコゲームスブースにたどり着くと、まだ誰もいませんでした。本日の試遊第1号のようです(笑)。おかげで列ができるまでちょっと長めにプレイできたので、そろそろ情報も出回っているとは思うのですが、一応自分なりのプレイレポートを書かせて頂きます。
『アイドルマスターSP』はバンダイナムコゲームスブースには6台設置され、春香をプレイすることができました。開始時点でLV.6の要注目アイドルだったので、ある程度育った状態での試遊だったようです。まず注目したいのは、開始直後の「あと42週」という表示。どうやらPSP版は、Xbox 360版同様、一年間を基本としたプロデュースになるようですね。朝の挨拶や流行情報の流れは、基本同じ。ただし、961社長の物真似? っぽいものが入っていたりと、挨拶のバリエーションは増えているようです。特別オーディションは9つで、マスター系3種は色付。オーディション画面で表示されるのも、アーケード版と同じ特別オーディションでした。会場内ムービーで、春香や亜美真美が「アイドルアルティメット」を連呼していましたが、そういった新オーディションなどは、ストーリーモードのみに盛り込まれるようです。
一日の行動ですが、「morning」「daytime」「night」の3つの行動枠があり、営業は2コマ、レッスンは1コマ、オーディションは3コマを消費する形式のようです。今回は「営業+レッスン」「オーディション」の組み合わせのみ試しましたが、おそらく「レッスン+レッスン+レッスン」も可能なのでしょう。さて、まず営業ですが、「写真撮影(写真集)」「営業(イベント会場)」「ある日の風景2」と、ごく普通のランクEのもの。あとで確認しましたが、季節イベントも入っています。考えるよりも先に「写真撮影(写真集)」を選択。条件反射でパーフェクトコミュニケーションを取ってしまいました。思い出は+5。本当は、画面タッチ系のイベントがサンプルとしては望ましかったのですが、基本モードの営業は特に変更はないようです。PSPの画面で見ると、さすがに360は及びませんが、解像度の違いでアーケード版よりはかなり綺麗に感じました。
レッスンに関しては、大きな変更として「演技力レッスン」が加わり、ボーカルとビジュアルを一度に育てられるようになりました。ミニゲームはバッティングをイメージしたもの。画面上部に、台詞を四分割した横長のバーが並んでいて、画面下部にはバットがあります。そして上から飛んでくるボールをバットでヒット! 飛んでいったボールがバーにさわると、そのバーの色が青く変わり、全てのバーを青くすればクリアーです。レッスン回数は「6回」といった回数区分けではなく、45秒のタイム制限。ですから、ミスなく当てていけば序盤からグッド以上ももらえます。左右への打ち分けは、野球ゲームの左右への打ち分けに近いです。早めにバットに当てれば左に、ぎりぎりまでひきつけて打てば右側に、といった感じ。偶然発見したのですが、ふたつのバーの間に当てると、ストラックアウトの二枚抜きの要領で、2つのバーの色が一気に変わります。これは練習のしがいがありますね。
あともうひとつ、気になる表現力レッスンなのですが、こちらはアーケード版に近い仕様です。画面を動きまわるパネルから、そのときの感情表現と同じ色のパネルだけを全て選択すれば成功。カーソルは十字キーかアナログスティックで動かします。時間制限は45秒です。ただ、十字キーでの操作はタッチより時間がかかるので、高ランクになってくると難易度が上がりすぎて捨てレッスンになりそうな気がしました。
そして、オーディションです。今回は、オーディション前に、曲変更と衣装変更がまとめて行なえるようになりました。楽曲は一年間トータルで5曲のようで、「アーケード版楽曲」+「360版楽曲」+「I Want」+新曲の「colorful days」が選択可能でした。パンナムでの試遊後、SCEブースの亜美真美試遊台にならんだのですが、こちらには「スタ→トスタ→」があったので、MA曲は各自の専用曲として使えると考えてよさそうです。千早っ子の僕ですが、MA曲に関しては「隣に…」と「Kosmos,Cosmos」が早く使ってみたいです。衣装でちょっと気になったのはExtend枠があったこと。衣装配信の予定があるのかにも注目です。
オデ本戦は、前述の通り特別オーディションはアケ版準拠。通常オーディションにはIVの70000人なども確認できましたが、今回は1000人のデビューオーディションのみ選択可能でした。ボーカル、ダンス、ビジュアル、思い出は、右側の○ボタンや□ボタンの配置通りの振り分けで、360版に近い操作です。オーディション本編は、ほぼ変更なし。ボーカルジェノサイドも普通に起こりました。JAだとエフェクトが入ってたかな? ちょっと記憶があいまいです。あ、CPUの所属プロダクションは「BNGプロダクション」でした。
色々と改善されているのは、オデ本番よりもむしろ、そのあとのライブシーンですね。Rボタンで通常・アップ・ミドル・ロングのカメラを自由に切り替えられるのは嬉しい変更。撮影フレームは、360と同様縦横切り替えが可能です。そして撮影した写真のサンプルが、画面の左端に4枚程度表示されるようになっていました。アピールタイミングも指示できますし、かなりイメージ通りのライブ写真撮影ができるようになったんじゃないでしょうか。
というようにさわってみた感じでは、360版とアーケードのいいとこどりをしながら、かなり高いレベルで再現していると感じました。画質的にも両者の合いの子。360版に慣れていても、それほど大きく劣化した印象は受けませんでした。ですので、「PSPでアイマス」の試遊としては、非常に満足度は高かったです。
ただ、『アイマスSP』の試遊として考えると、対戦は流石に無理にしても、ストーリーモード周りでの961プロとの絡みはちらりとでも見たかったですね。これに関しては、今後の情報待ちということでしょうか。とまれ、このクオリティのアイマスが携帯機で好きなだけ遊べて、新曲アリ、ストーリーモードアリということなら、ソフト1セット15120円(税込)は別に高くないかな、と思いました。1月22日を楽しみにしつつ、こんな感じで。
おまけ:ゲームポットのイベント2日目は、今井さんがゲストだったのですが「お買い物でネギを買いに来たらここに来ちゃった」という設定の中村さんがまたしても乱入。カジュアルなニットが若奥様風っぽくもありますが、フルメイクでした(笑)。こうなると、なぜゲームポットが今井さんの名前だけを告知で出していたのか、謎ですね。かなり気合を入れてドレッシーな装いの今井さんは……あれ……胴体の真ん中に幻の谷が見えるよ。蜃気楼の渓谷が……エアーディー、いや、ミラージュ・キャニオンが……。幻覚を見ているのかと思ったのですが、中村さんが「そう、今日の今井さんは胸があるの! ムネンゴスだよ! 無念の方の無念ゴス? て言ってたんだけど」とツッコんでいたので、みんなが見ている共同幻想であることがわかりました。
『アイドルマスターSP』はバンダイナムコゲームスブースには6台設置され、春香をプレイすることができました。開始時点でLV.6の要注目アイドルだったので、ある程度育った状態での試遊だったようです。まず注目したいのは、開始直後の「あと42週」という表示。どうやらPSP版は、Xbox 360版同様、一年間を基本としたプロデュースになるようですね。朝の挨拶や流行情報の流れは、基本同じ。ただし、961社長の物真似? っぽいものが入っていたりと、挨拶のバリエーションは増えているようです。特別オーディションは9つで、マスター系3種は色付。オーディション画面で表示されるのも、アーケード版と同じ特別オーディションでした。会場内ムービーで、春香や亜美真美が「アイドルアルティメット」を連呼していましたが、そういった新オーディションなどは、ストーリーモードのみに盛り込まれるようです。
一日の行動ですが、「morning」「daytime」「night」の3つの行動枠があり、営業は2コマ、レッスンは1コマ、オーディションは3コマを消費する形式のようです。今回は「営業+レッスン」「オーディション」の組み合わせのみ試しましたが、おそらく「レッスン+レッスン+レッスン」も可能なのでしょう。さて、まず営業ですが、「写真撮影(写真集)」「営業(イベント会場)」「ある日の風景2」と、ごく普通のランクEのもの。あとで確認しましたが、季節イベントも入っています。考えるよりも先に「写真撮影(写真集)」を選択。条件反射でパーフェクトコミュニケーションを取ってしまいました。思い出は+5。本当は、画面タッチ系のイベントがサンプルとしては望ましかったのですが、基本モードの営業は特に変更はないようです。PSPの画面で見ると、さすがに360は及びませんが、解像度の違いでアーケード版よりはかなり綺麗に感じました。
レッスンに関しては、大きな変更として「演技力レッスン」が加わり、ボーカルとビジュアルを一度に育てられるようになりました。ミニゲームはバッティングをイメージしたもの。画面上部に、台詞を四分割した横長のバーが並んでいて、画面下部にはバットがあります。そして上から飛んでくるボールをバットでヒット! 飛んでいったボールがバーにさわると、そのバーの色が青く変わり、全てのバーを青くすればクリアーです。レッスン回数は「6回」といった回数区分けではなく、45秒のタイム制限。ですから、ミスなく当てていけば序盤からグッド以上ももらえます。左右への打ち分けは、野球ゲームの左右への打ち分けに近いです。早めにバットに当てれば左に、ぎりぎりまでひきつけて打てば右側に、といった感じ。偶然発見したのですが、ふたつのバーの間に当てると、ストラックアウトの二枚抜きの要領で、2つのバーの色が一気に変わります。これは練習のしがいがありますね。
あともうひとつ、気になる表現力レッスンなのですが、こちらはアーケード版に近い仕様です。画面を動きまわるパネルから、そのときの感情表現と同じ色のパネルだけを全て選択すれば成功。カーソルは十字キーかアナログスティックで動かします。時間制限は45秒です。ただ、十字キーでの操作はタッチより時間がかかるので、高ランクになってくると難易度が上がりすぎて捨てレッスンになりそうな気がしました。
そして、オーディションです。今回は、オーディション前に、曲変更と衣装変更がまとめて行なえるようになりました。楽曲は一年間トータルで5曲のようで、「アーケード版楽曲」+「360版楽曲」+「I Want」+新曲の「colorful days」が選択可能でした。パンナムでの試遊後、SCEブースの亜美真美試遊台にならんだのですが、こちらには「スタ→トスタ→」があったので、MA曲は各自の専用曲として使えると考えてよさそうです。千早っ子の僕ですが、MA曲に関しては「隣に…」と「Kosmos,Cosmos」が早く使ってみたいです。衣装でちょっと気になったのはExtend枠があったこと。衣装配信の予定があるのかにも注目です。
オデ本戦は、前述の通り特別オーディションはアケ版準拠。通常オーディションにはIVの70000人なども確認できましたが、今回は1000人のデビューオーディションのみ選択可能でした。ボーカル、ダンス、ビジュアル、思い出は、右側の○ボタンや□ボタンの配置通りの振り分けで、360版に近い操作です。オーディション本編は、ほぼ変更なし。ボーカルジェノサイドも普通に起こりました。JAだとエフェクトが入ってたかな? ちょっと記憶があいまいです。あ、CPUの所属プロダクションは「BNGプロダクション」でした。
色々と改善されているのは、オデ本番よりもむしろ、そのあとのライブシーンですね。Rボタンで通常・アップ・ミドル・ロングのカメラを自由に切り替えられるのは嬉しい変更。撮影フレームは、360と同様縦横切り替えが可能です。そして撮影した写真のサンプルが、画面の左端に4枚程度表示されるようになっていました。アピールタイミングも指示できますし、かなりイメージ通りのライブ写真撮影ができるようになったんじゃないでしょうか。
というようにさわってみた感じでは、360版とアーケードのいいとこどりをしながら、かなり高いレベルで再現していると感じました。画質的にも両者の合いの子。360版に慣れていても、それほど大きく劣化した印象は受けませんでした。ですので、「PSPでアイマス」の試遊としては、非常に満足度は高かったです。
ただ、『アイマスSP』の試遊として考えると、対戦は流石に無理にしても、ストーリーモード周りでの961プロとの絡みはちらりとでも見たかったですね。これに関しては、今後の情報待ちということでしょうか。とまれ、このクオリティのアイマスが携帯機で好きなだけ遊べて、新曲アリ、ストーリーモードアリということなら、ソフト1セット15120円(税込)は別に高くないかな、と思いました。1月22日を楽しみにしつつ、こんな感じで。
おまけ:ゲームポットのイベント2日目は、今井さんがゲストだったのですが「お買い物でネギを買いに来たらここに来ちゃった」という設定の中村さんがまたしても乱入。カジュアルなニットが若奥様風っぽくもありますが、フルメイクでした(笑)。こうなると、なぜゲームポットが今井さんの名前だけを告知で出していたのか、謎ですね。かなり気合を入れてドレッシーな装いの今井さんは……あれ……胴体の真ん中に幻の谷が見えるよ。蜃気楼の渓谷が……エアーディー、いや、ミラージュ・キャニオンが……。幻覚を見ているのかと思ったのですが、中村さんが「そう、今日の今井さんは胸があるの! ムネンゴスだよ! 無念の方の無念ゴス? て言ってたんだけど」とツッコんでいたので、みんなが見ている共同幻想であることがわかりました。
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コメント
蜃気楼の渓谷
ムネンゴスってww
posted by 文野英人 at
2008/10/13
08:36
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