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2017/05/30 18:17 |
春新番で20年(80クール)ぐらいかな?@グイン・サーガ
 『グイン・サーガ』アニメ化だそうですが、これを聞いて耳を疑った人も多いのではないでしょうか。栗本薫さん原作の小説『グイン・サーガ』は1979年に刊行スタートしたヒロイック・ファンタジー小説で、豹頭の戦士・グインを中心に“中原”世界の人々と国の興亡を描いています。当初、全100巻での完結(!)を予定していましたが、本編第100巻の『豹頭王の試練』を迎えても物語は収束する兆しを見せず、2008年8月現在、正伝が122巻、外伝が21巻を重ねています。

 異境に突如現れた豹頭の戦士グイン、飄々として憎めない“紅の傭兵”イシュトバーン、そして聖王国パロの聖双生児の一人レムス。未踏の辺境ノスフェラスを共に旅した3人が、やがてケイロニア、モンゴール、パロを統べる王として対峙していく物語は、まさに大河ドラマと呼ぶにふさわしい内容です。…個人的には、我らがグイン将軍がツンギレロリ皇女にメロメロになってしまい、ツンギレロリ皇女が淫魔にエロエロにたらしこまれたりしたあたりでついていけなくなってしまったので、最新の中原情勢には疎いのですが。

 物語が進むにつれて魔術や人外地球外の存在を交えたドロンドロンの暗闘に突入し、登場人物がみんな目つきが悪く、悲壮になっていく『グイン・サーガ』ですが、少なくとも序盤は胸躍る冒険小説の色合いが濃いです。パロの古代機械により、未踏の辺境ノスフェラスに送り込まれた、レムスとリンダの双子。彼らを絶対的な強さを持つ豹頭の戦士グインと、やんちゃで精悍だった頃のイシュトバーンが、半獣半人の蛮族セム族、イドの怪物、そしてモンゴール大公国の追っ手らから守り抜く、まさに正調ヒロイックファンタジーなのです。女の子とパンツがいっぱい出てこないとDVDも売れない時代、こうした作品がアニメ化されるのは、やはり嬉しいですね。

 とはいえ、気になるのはやはり、どこまでアニメ化できるかです。大河ドラマ系の長編アニメ作品といえば、『銀河英雄伝説』。こちらは徳間デュアル文庫では本編20冊、外伝9冊ですが、それらをカバーするために劇場版アニメ3作、OVA本編110話、外伝52話が必要でした。乱暴ですが、これを基準に考えると、『グイン・サーガ』最新巻までを映像化しようとすると、600話~700話ぐらいが必要になるでしょうか(笑)。キリよく52クールと考えると、13年ぐらいかければ「今の」グイン・サーガには追いつきそうです。

 ……しかし、栗本薫さんは、「月刊栗本薫」と言われるほど超多作の作家。「今」から考えて13年前は、第50巻「闇の微笑」が出た頃。その頃から今までに、外伝含めて80作以上増えてることを考えると……考えるだけ無駄そうですね。しかし、媒体を考えれば、むしろノスフェラス編に絞ったほうが、良作になるかもしれません。『グイン・サーガ』を未読の人は、良質のヒロイックファンタジーをお楽しみに、既読の人は、やぶにらみの暗君レムスのショタッ子時代や、やっぱり変なのに憑かれちゃったイシュトや、家庭の問題できっつい小娘に振り回されっぱなしのグインが、大自然や軍勢だけを相手に生き生きと戦っていた頃を懐かしみつつ楽しみましょう。放送は2009年春ってことなので少し先ですが、じっくり準備していいものに仕上げてほしいですね。
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2008/08/12 23:01 | Comments(1) | TrackBack(0) | 雑記(アニメ系)

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コメント

正直、コミケで手荷物検査をさせるぐらいの無茶だとは思いました
posted by ・w・ at 2008/08/13 15:49 [ コメントを修正する ]

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