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2018/02/25 12:46 |
磨かれる原石を見守る以上の楽しみって、なかなか無い。@アイマスDS
 『アイドルマスター ディアリースター』で中里の好みのキャラクターは? との問いに、今のところ5人中5人に「絵里。」との解答を頂いております。ななぜ。実際のところどうかは今のところ秘密として、アイマスDSの3人について最近ちょっと気になっていることについて書きたいと思います。テーマはズバリ“アイドルに歌唱力は必要か”。

 新しいアイドル、そして中の人を語る上で、結構取りざたされるパラメーターに“歌唱力”というものがあります。既存メンバーだと千早やあずさ、真などは比較的「歌唱力がある」と言われることが多いように思います。アイマスも4周年を迎え、ボーカルコンテンツとしても成熟した結果、「MASTER SPECIAL」シリーズなどでは、非常にテクニカルな楽曲も増えてきています。僕は結構カラオケ好きでそう下手でもないとは思うんですが、「黎明スターライン」や「livE」は全く歌いこなせないですね。「隣に」とかは声量や音域といったスペックの問題ですが、MSシリーズではもうちょっとテクニカルな意味での難曲が増えてますね。

 ですが、です。だから“アイマスに参入するアイドルはどんな楽曲も歌いこなせる歌唱力が必要”とは、僕は思いません。MSシリーズは、アイマスシリーズが4周年を迎え、各人が4年以上キャラと、アイマスソングと向かいあった上で投入されたシリーズです。各キャラクターの特性とスキルを音楽チームが十二分にわかった上で、今のこの子ならこれは歌える、との判断のもとゴーサインが出るわけです。その領域のスキルを、新規で入ってくる新人は備えているべきなのか? その意味で言えば、答えは明確にノーだと思います。

 では歌唱力は不必要なのか? そんなことはありません。知り合いに無印アイマスで僕の好きなキャラは、と聞いたら20人中18人ぐらいは千早と答えると思うのですが(2人ぐらいは響というと思います)、千早の魅力は歌唱の魅力と表現力にあると僕は思います。ただそれは「歌唱力があるからいい・偉い」のではなく、「歌唱力とそれをバックボーンにしたパーソナリティが魅力的」なだけです。極端な話、「歌がうまくて魅力的」と、「歌はうまくないけどがんばってて魅力的」は、等価だと個人的には思ってます。アイマスで言えば、前者の代表例は千早であり、後者の代表例は春香だと思います。何度も何度も言ってることですが、アイマスのライブを長い期間見る上での楽しさに中に人の成長や変化を見守るというのがあって、中村さんほど努力してうまくなった人はいないと思うのです。

 最近、「Prism」をリリースした下田麻美さんにお話を伺ったんですが、「歌のうまさとかでは歌手の人にはかなわない」とはっきり明言してるんですね。その上で、歌の技術的な巧拙よりも、「私は役者なので、歌の歌詞の中にこめるニュアンスや想いを表現したい」ということを話していたのが印象に残っています。キャラクターソングの中での役者としての表現については、釘宮さんも近いニュアンスの事を話していた覚えがあります。

 その上で、アイマスのアイドルたちの世界に飛び込む新人というキャラクター、立場、想いを表現するのに、高いスキルや完成された技術って、必要でしょうか? 場合によっては邪魔ですらあるんじゃないかと思います。持っている実力・表現の中で何を見せるか、どう成長するかが大事なのではないかと、思うのです。うまいけどつまらない人もいれば、決してうまくはないけどたまらなく魅力的な人だって、世の中にはいるはずです。DSの新人たちがはたしてどちらかは、実際にどういう表現を見せてくれるかを見て判断することだと思います。少なくとも、「アイマスガールズの一員としてがんばります!」「アイマスの歌が好きです」と、知らない世界に対して前向きに入ってこようとしている人たち、アイマスガールズが「新たな仲間」として紹介している人たちを、偏狭な縄張り意識で排斥しようとするのは、どうにも粋じゃないなぁと、思うのですよ。

 先日放送されたラジオ「花澤香菜のひとりでできるかな?」にて、絵里の「“HELLO!!”」ソロバージョンが紹介されました。個人的にはいい感じだと思います。その上で、花澤さんが『かんなぎ』や『セキレイ』で歌っている楽曲を色々聴きなおして予習しているのですが、個人的に強く印象に残ったのは、『セキレイ』OP「セキレイ」のライブバージョンです。セキレイのOPといえば、神前暁さんが手掛けた“田中公平先生テイストあふれる”楽曲なのですが、DVD特典としてライブ音源が収録されてるんですね。歌っているのは早見沙織さん、井上麻里奈さん、遠藤綾さん、そして草野こと花澤香菜さん。これがまた早見さん井上さん遠藤さんがうまいのです。特に早見沙織さんはアイム所属の18歳ということで、アイマスに今後関わってきたりしてと期待してたりもするのですが。

 そんな中花澤さんは、ちょっと力みが入ってかわいいジャイアンっぽくなってるのですが……それがマイナスかと言えばですね。なんかニコニコしてがんばれがんばれと応援したくなるのですよ。かわいいなあと。曲を一聴して大きく印象に残るポイントのひとつがそれなら、それはもう勝ちなんじゃないかと思います。東京ライブでは、キレッキレの戸松さんのダンスが印象的でしたが、それと同じぐらい、慣れないなりにがんばってる花澤さんも印象的でした。

 持てる中で何を見せ、どんな成長を見せるか。その意味で「新たにアイマスにやってくる新人さん」としては、花澤さんに一番注目してます。個人的には『ぽてまよ』のアフレコ取材をさせてもらったことがあるんですが、デビュー当時から比較して、こんなに演技が伸びてる人ってなかなかいないと思います。今後は“アイドル”花澤香菜さんにも個人的大注目なのです。
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2009/06/15 18:37 | Comments(6) | TrackBack(0) | 雑記(ゲーム系)
人権訴訟社会にサイバーな明日は来ない。
 先日神戸から帰京したとき、新幹線を使いまして。なんとなく新大阪ではなく西明石から乗ってみたところ、1時間に1、2本しか来ないは、間違えて博多方面行きに乗り込むはでひどい目にあいました。西明石なんてもう使うもんか。それというのも、リニアモーターカーがさっさと走って新大阪に止まらないのがいけないのです。もちろん急にはできないのはわかってるんですが、技術的に実用化されたのはもう30年以上も前。バブルのときにさっさと作っとけばよかったのにと思わずにはいられません。21世紀はやってきましたが、僕らが夢見てたほどサイバーでパンクな世の中は来ていないようです。

 もちろん、インターネットという怪物の普及以前と以後では、別のステージといっていいぐらいの差異があるのはわかっているのですが、もうちょっとなんというか、サイバーでパンクな何かが欲しいではないですか。似たような話はデジタリアン渡邊浩弐さんが10数年も前から、「僕らはマルチメディア時代の入り口で停滞し続けている」といったニュアンスの事を言っていました。その間、ハードウェアと回線速度は、おそろしい速度で進化しました。僕がパソコン通信を始めたころの速度が2400か1200bpsだったのが、今や100Gbps。何倍か比較するのも億劫です。しかし、「巨大なソフトウェアも一瞬でダウンロード」か「掲示板に長文をアップすると、表示にコストがかかると怒られる」時代という差異はあっても、テキストベースのコミュニケーションが中心であることには変わりはありません。skypeやテレビ電話的なサービスはありますが、放送局レベルでは大昔から国際2元中継やらをやっていたのが、個人レベルに降りてきたにすぎません。

 そのあたりの時計があまり動いていないように感じられるのは、結局、ハードウェア、機械の側からのアプローチには限界があるということなのではないかと思っていたりします。ジャックインや仮想現実と言った、20世紀的発想での21世紀は、突き詰めるとヒトの脳に行き当たります。どのような電気刺激を送り込むことで仮想を現実と認識させるか、逆にネットワーク上に人間のパーソナリティや志向パターン、ペルソナそのものを走らせる…といった方向に行く場合、ヒトの脳を知ることが第一になるのは言うまでもありません。

 で、ですね。その、脳科学を実用に結びつける上で、現代ほど劣悪な環境はないのではないかと。僕らは科学の探究で現代がもっとも整っていると考えがちですが、「理論」ではなく「実践・実験」の観点から見ると、現代ほど枷の多い時代はないのではないかと思います。昔、アメリカで戦後すぐ、とある脳科学者が、盲目のヒトの脳内に、電気信号で風景を描き出す装置を作り出した話を見た事があります。博士当人以外には、その装置の研究はおろかメンテナンスさえできず、博士亡き今は表示される光点も減り、もはや外界の識別は難しいそうです。

 ナチスドイツは多くのトンデモも含めて「我がナチスの科学力は世界一ぃぃぃぃぃ」と言われるほどの研究成果を残しましたが、科学技術を発展させるのに戦争ほど優れた状況はないと言います。僕らがこうして楽しんでいるインターネットだって、東西冷戦下の軍事研究の嬉しい副産物にすぎません。前世紀的戦争において発展するのは、科学だけではありません。医術も、当時、水面下でどれほど発展したかわかりません。平たく言えば人体実験ですよ。国家が強権を発動して資源を集中し、人権を無視しちゃる実験体がゴロゴロしてる環境は、純粋に研究目的でいえばすばらしい環境と言えるでしょう。サルやマウスで実験するより、ヒトを開頭して電極ブッ指したほうが早いのは言うまでもありません。洗脳やロボトミーの研究と言えば、やっぱ共産圏ですしね。

 ……もちろん、世界中で共産主義革命が起こって個人の人権が蹂躙されて独裁マンセー、なんて世界は最悪ですよ? ただ、表向き全ての研究に倫理の鎖がキツくかけられた世界が、マッドなサイエンティストたちにとって住みづらいのは確かだと思います。仮想現実にダイブする作品と言えば、参加者が目覚めなくなるのが定番ですが、現実的には訴訟で何十回会社をこかしても払いきれないような賠償金を吹っかけられるでしょう。

 で、決定的なのは、仮想現実側に踏み込んだ技術の発達は、現実の生産性を損なうということです。たとえば、300万ニュー円ほど投資すれば、現実のアイドルや声優やヒナギクと寸分違わぬ存在といつでもセックスできるとします。果たして、うちで寝っころがってるカカアや馬鹿なガキに生涯年収の大半をつぎ込もうと思うでしょうか。出生率はズドンと落ち込み、最新技術にも避妊にも縁のないストリートの住人のみが生めや増やせやの大合唱で、スラム化と経済格差は絶望的なまでに広がるでしょう。現在出回っているような、ドット絵のキャラクターが、クリックしたモンスターをオートで殴り続けるようなMMORPGでも、数百万人の若者を社会から奪っているのです。これ以上の進化を社会の上の方は積極的には望まないんじゃないでしょうか。

 しかしそう考えると、サイバーパンク的な世界観というのはよくできています。科学技術、それも医療などではなく娯楽の分野にも行き過ぎた投資と技術追求をする社会の頭は、倫理が治める国家よりも利潤を法とする企業体であるべきです。健康な脳や肉体を手に入れるのに、住民が住民登録を持たないストリートは打ってつけです。単純労働を機械化と移民に奪われた大衆は、退廃的な娯楽にふける時間と理由があります。そういう意味で考えると、九龍城砦界隈なんかはいい線行ってたのかもしれません。できれば21世紀に起こる科学変化を見たかった。諸々考えていくと、潜る系の技術は、中国が圧倒的な先進国となる時代が来るかもしれませんね。加油! 中国!

 なんでそこまで必死なのかって?

 急いでもらわないと困るんですよ。僕が元気な間に2次元に入れるようにしてもらわないと。


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Webラジオ『ヒャッコ とらのこラジオ』第1回収録現場におじゃまして、藤原啓治さん&ゲストの折笠富美子さんにインタビュー!!
サブリーダー藤原さんほんと面白くてチャーミングな方でした。

2008/11/13 22:51 | Comments(1) | TrackBack(0) | 雑記(ゲーム系)
レッスルエンジェルスサバイバー2のススメ
 皆さん、レッスルしてますか? トライファーストから11月6日に発売された『レッスルエンジェルスサバイバー2』のことでございます。女子プロレスSLGというかなりニッチなジャンルなので、サイトで取り上げるのはどうかな、と思ってたのですが、“秋葉原でレッスルエンジェルスサバイバー2絶滅”との噂を聞き、やっぱりオタにも需要はあるんだなぁ……と思い色々書いてみることにしました。

 『レッスルエンジェルスサバイバー2』を知らない人のために説明すると、レッスルエンジェルスは16年の歴史を持つ女子プロレスゲームで、『レッスルエンジェルスサバイバー2は団体経営SLGという位置づけになっています。レスラーを発掘して、なだめすかし、コーチをつけて鍛え上げ、試合を重ねてマット界の頂点を目指す、というゲームです。難易度調整もついており、潤沢な資金を持ってはじめられるLV.1から、カツカツな団体経営が楽しめるLV.3まで選べるので初心者にも安心。ただいま僕は、「LV.3で女子プロレス黎明期、他団体は強い順から4つ選択、自前で発掘してきた15歳の新人だけ(+ガイジン)だけで団体運営」というマゾプレイを実施しております。さて、なぜこの女子プロレスゲーなんてニッチジャンルが好評なのか。その一端を知るために、うちの団体のメンバーを公開してみたいと思います。

LV.3女子プロレス黎明期スタート、5年目4月
団体名:NineLives
本拠地:東京

所属レスラー:
ソニック・キャット(CV:斎藤千和)
ボンバー来島(CV:野田順子)
桜井千里(CV:水樹奈々)
菊池理宇(CV:水樹奈々)
小川ひかる(CV:柚木涼香)
佐尾山 幸音鈴(CV:斎藤千和)
ディアナ・ライアル(CV:柚木涼香)
永原ちづる(CV:豊口めぐみ)

 という構成。やたら声優さんがかぶってるのは気のせいです。気のせいですってば。こうして見てもらえばわかるとおり、まず声優さんが異常に豪華です。兼役はありますが、基本は二役。皆さんキャラクターによって演じ分けをちゃんとしていて、たとえば水樹奈々さんなら菊池理宇はさわやかな特攻系元気ハツラツとした感じで、桜井千里は淡々とした感情レス系の…ええと、『リリカルなのは』の次回予告で、きっとフェイトちゃんが悲しい目に合いそうなテンションの水樹奈々さんみたいな感じです。

 他にも高笑い系お嬢様ただしパワー馬鹿ただし頭も馬鹿のビューティ市ヶ谷がたかはし智秋さん、関節職人南 利美が沢城みゆきさん、強さにストイックで芯の強いサンダー龍子に渡辺明乃さん、周囲とのコミュニケーションが苦手だが芯は熱い孤高の天才姫が桑島法子さん、地獄少女みたいなキャラが能登麻美子さん、黒魔術キャラや鬱入ってそうなキャラが後藤沙緒里さんなどなど、ツボを押さえすぎておなかいっぱいです。前回レッスルエンジェルスサバイバー1が発売されたとき、豪華キャストを見て「これで賢プロ三人娘あたり参戦したら若手女性声優オールスター戦じゃね?」と話していたんですが、今回きっちり生天目仁美さんと伊藤静さんが参戦してきました。メインどころの声優を列記すると、

浅川悠、浅野真澄、伊藤静、植田佳奈、大原さやか、折笠富美子、川澄綾子、神田朱未、桑島法子、桑谷夏子、後藤沙緒里、後藤邑子、小林沙苗、斉藤貴美子、斎藤千和、沢城みゆき、下屋則子、篠原恵美、白石涼子、進藤尚美、たかはし智秋、田中敦子、冬馬由美、豊口めぐみ、中原麻衣、生天目仁美 (出演者) 野田順子、能登麻美子、野中藍、久川綾 、広橋涼、福圓美里、松岡由貴、水樹奈々、雪野五月、柚木涼香、渡辺明乃etc 

といった具合です。兼役が多いので×2がおおいです。結構セリフのカットインとかも多くて、これだけの豪華声優のレスラーたちから好きなように俺団体を作れるのですから、そりゃ秋葉原でも人気ですな。好感度を上げていくと、ちょいとギャルゲーテイストなイベントが入ることもあります。ただし、その比率は決して高くないのでご注意を。ごく普通の女子プロレスゲームとして楽しんでいるところに、時々不意打ちのようにギャルゲー的イベントが起こるのがよいのです。いわゆる、少年誌のエロは嬉しいの法則です。先日桑谷夏子さん演じる藤島瞳が西陣織をねだりに来たときは、「なんだこのピッチ、結婚してくれ!」と叫びそうになりました。

 そして、もうひとつ忘れてはならないのが、その気になれば、ゲームとしてやり込みの要素がかなり深いということです。この、その気になればというのが重要で、LV.1スタートで人気選手を集めて海外の強豪団体と提携していけば、試合はスキップ中心でも初心者でも結構簡単に俺TUEEE気分を味わうことができます。ですがこだわろうと思えば、「桜井千里は打撃と関節系。序盤はローキックやドラゴンスクリュー、足4の字で試合を組み立てて足にダメージを与え、フィニッシュはアキレス腱固めかSTF」みたいな組み立ても細かくできます。ドロップキックは名前だけ低空ドロップキックにしました。足にダメージは入らないけど、それっぽくてかっこいいからです。試合の組み立てはあくまでプロレスリング。一方的に相手を潰す試合はしませんし、マッチメイクも流れを考えます。他団体に殴りこみをかけると、CPUもちゃんと数ヵ月後には殴りこんできます。他団体のベルトをとったら数シリーズ後にはちゃんと返す算段を考える、みたいな「プロレス的なこと」にもかなりこだわれるのです。

 初心者でもドッロドロのマニアでも、楽しめるバランスと奥行き。萌える絵と豪華声優。練りこまれた育成システム。これは久しぶりに買いのゲームだと思います。

●レッスルエンジェルス略史
 レッスルエンジェルスと言えば、権利関係が二転三転した作品の代名詞です。初代PC版『レッスルエンジェルス』が株式会社グレイトから発売されたのは、1992年のころ。実はこのころは、“水着はぎデスマッチ”の要素があるエロゲーでした。ソフ倫発足前なので18禁指定は受けていませんが、んー、ゲーセンの脱衣麻雀ぐらいのエロさです。レッスルエンジェルスシリーズは2、3、SPECIALと新作をリリース。3では団体経営の要素が加わり、今のレッスルの原型ができました。マイティ祐希子、ビューティ市ヶ谷、南利美、パンサー理沙子、菊池理宇、武藤めぐみ、結城千種、永原ちづるなどのレギュラーキャラたちはこの頃からおなじみです。このレッスルエンジェルス1から3までは、後にK.S.Sが、全年齢版でストーリー性を高めた『レッスルエンジェルスV1、V2、V3』としてリメイクしています。

 しかし、現在30歳前後のファンにとって、レッスルの知名度を決定的にあげたのは、1994年にスーパーファミコンに移植され、イマジニアから発売された『SUPERレッスルエンジェルス』でしょう。この時点で現在のゲームシステムの土台はほぼ出来上がっており、今と比べては絵的なしょぼさは否めないものの、当時僕らは猿のようにやりこんでおり、3人までですが対戦も可能だったので、桃鉄状態でやりこんでいた覚えがあります。当時のグラフィックだとサンダー龍子がかわいかったです(うるせぇ)。

 リリースされるたびに会社が変わるのがレッスルエンジェルスの特徴ですが、2006年、プレイステーション2で満を持して発売されたのがサクセスの『レッスルエンジェルス・サバイバー』です。完成されつつあった基本のシステムをそのまま継承して細部をチューンするに留め、そのかわり予算の大半をグラフィックと声優に投じるという、大変わかっている選択。そして今回、さらにその路線を推し進めたのが、トライファーストから発売された『レッスルエンジェルス・サバイバー2』というわけなのです。

●もうひとつの新日本女子プロレス
 スーパーファミコン版の発売からサバイバーまで10年以上。権利関係が錯綜する中、レッスルエンジェルスというコンテンツを支えてきたのは草の根のファンの応援と愛情でした。そうした非オフィシャルのファン活動が長かった土壌が影響しているのか、レッスルサバイバー2では普通ではちょっと考えられないコラボレーションが実現しています。

 オタ兼プロレスファンの間でちょっと有名な作品に、テーブルトークRPGの『GURPSリング★ドリーム』というものがあります。レッスルのスーパーファミコン版と同時期に発売されたこの作品は、プロレスの熱さとキャラクター性を再現すべく、もはやベースとなったシステムが原形をとどめないぐらいこだわって作られており、全国のプロレス者オタたちを狂喜させました。そのリンドリのオフィシャル団体“新日本女子プロレス”の人気ナンバーワンキャラクターが、音速ヒロイン“ソニックキャット”であり、その愛弟子で、新日本女子プロレス最後の二冠チャンピオンがサバンナの黒豹“ディアナ・ライアル”なのです。

 リンドリを手がけたスタジオ実験室(当時)のでいしろうさんとは、2000年~2004年頃、「Wrestle Princess 21」という女子プロレスCGIゲームで一緒のユニットを組んだりしてよく遊んでもらったんですが、その後疎遠になっておりまして。数年後にサバイバー2でソニックとディアナの名前、そしてスタッフロールのでいしろうさんを見つけた時はお茶を吹くかと思いました。その後でいさんは携帯版の『レッスルエンジェルス』とかにも関わってたみたいで、自分のアンテナの低さに恥じ入った次第です。どうしても携帯コンテンツはチェックから外れちゃうですよね……。

 ともあれ、いかにスタッフにでいさんが加わったからとはいえ、全く別のゲームの“新日本女子プロレス”からキャラクターを受け入れたサバイバーチームの懐の深さに感服です。流石でいさんが関わってるだけあって、ソニのキャラクターは完璧にソニのまま。それを演じる斎藤千和さんがもうね……完璧のそのまた上をいく演技とイメージの再現っぷりに、完全にやられてしまいました。ソニはとても愛い奴で、しかもわりと簡単に人気Sに駆け上がるので、おすすめです。使ってあげてください。ディアナの方は、原作とはちょっとイメチェンしてますね。やっぱりナディア肌で日本語カタコトってのは色々問題があったりするんでしょうか。ややイメチェンをして色白になってるものの、健気さはそのまま、へそのエロさは5倍増しな感じなので無問題です。

 リンドリファンとしては、レッスルのフォーマット上でソニが使えるのは夢のまた夢のようでした。でもリンドリ、他にもいいキャラが多いんてすよね。スパイダー菊池や“静かなるドラゴン”日高さんなんかもいいキャラなんで、次作で登場しないかなーと願っております。これだけオリジナルキャラクターが増えた現レッスルなら、違和感なく混ざれると思うんですが、いかがでしょうか。

 そんな感じでつらつら書いてきましたが、『レッスルエンジェルスサバイバー2』、面白いのでみんなやろうぜ。そして徹夜で対戦プレイしてくれる人を募集します。そんな感じでした。

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10月末発売 GAME JAPAN12月号 『鉄人中里のMJ4極め道R』第6回掲載されてます。
11/07発売 MJ4攻略大全前半の方と板倉・綾瀬プロへのインタビューとか担当しました。
11/10発売 アニメージュ12月号 毎月担当してるnetコラムで初音ミクについて書きました。藤田咲さんと下田麻美さんのイベントのときの写真も。ちっこいけど。

2008/11/10 15:20 | Comments(0) | TrackBack(0) | 雑記(ゲーム系)

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